キャリア

人生のハンドルを渡されたことに気付いたとき

ある平日、メッセンジャーにて。 友人「今日の夜食事どう」 自分「(うーん、作業しようと思ってたけど平日は珍しいな)どうした」 友人「君のこと話したら、話してみたいという人がいて、食事でも」 自分「(2時間くらいか)いいよ、どこで」 予定していた…

食える仕事、やらない仕事

かれこれエンジニアとしてのキャリアは、年代で何をして食べていくかを考えると方向性を決めやすいと言ってきた。あちらこちらに、ことあるごとに書いてきたから探す気にもなれない。 奇特にも過去のエントリを読まれている方は、ああそうだね、くらいの反応…

『石の上にも3年』はITエンジニア自身が自分を不幸にする

社会人になってITエンジニアとして働き出した当時は『石の上にも3年』だと思ったし、3年くらい続けてみて初めてITの仕事が向いているかどうかわかるのだろうと思っていた。その考えの裏には、ITエンジニアも職人のようなものだろうから、年季の開けるくらい…

めんどくさい仕事はやり始めると面白いのもわかっているけど

ここ数日、帰って色々と済ませた後、PCの前に座り、外部モニタを繋げてmindmapとを眺めては、いじり回している。mindmapで何を作っているかというと、マネージャの立場でのエンジニアのキャリアへの関わり方である。 マネージャから見たときの、(チームのメ…

マネージャにエンジニアとしてのキャリアを丸投げしていいように使われても文句一つ言わないなら、それもアリだと思うけど。

後輩「また来ちゃいました」 先輩「暇なの」 後輩「ひどい先輩ですね。ひとりで寂しく仕事しているんだと思って慰めに来たんですよ」 先輩「元気そうで何より」 後輩「…まあ良いです。元気だけが取り柄なので。それで、先輩」 先輩「そうだ、行ってみたいお…

場所や組織にくくりつけて働かせるなんて

自分はこれまで一度も、所属していた組織にロイヤリティを感じたことはない。といって、仕事だからと割り切って仕事をしてきたわけでもない。 だからと言うわけではないと思うのだが、所属していた組織に対して、そこにいることに喜びを感じるとか、優越感を…

1 on 1はエンジニアのキャリアを考えるぶつける場なのかもしれない

1 on 1の導入事例をスライド共有サイトで、そこそこ見かけるようになった。自分としては、1 on 1を習慣化するまで大分慣れが必要かなと感じた。1 on 1で話を聞きたい側のマネージャやエンジニアリングマネージャ自身の仕事の時間の確保との兼ね合いがあるか…

キャリアの選択肢としてのプロマネ

エンジニアとして所蔵する組織で、目標設定やOKRのToBeの設定で、将来の自分像を考えさせる組織は、考えさせない組織より断然いい。少なくとも、エンジニア本人に自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを考える機会を与えているからだ。 あなたは将来、何…

35歳ではまだ人生は詰まない(でも最終のピボットポイント)

大型連休や盆暮れになると日頃ニッチなことしか取り扱わないこのサイトのアクセス数が極端に減る。日頃からニッチであることは自覚しているので、こういった時期のアクセス数はとても気楽である。 気は楽なるのであるが、今年の大型連休は割り込みの予定が入…

エンジニアのキャリアとフィボナッチ

自分のエンジニアのキャリアを振り返ってみたとき、キャリアの分かれ道のどちらを選ぶ(実際には他を選ぶ理由はなかったのだが)タイミングに法則があるのではないか、と思った。 エンジニア歴は、単純にあなたがエンジニアになってからのキャリアの年数であ…

3年同じ技術やっていて、その間なにかできる様になったの

このブログを書き続けている効果の1つに、過去のプロジェクトの中でも印象に残っているプロジェクトについて思い出す機会になっているというものがある。誰でも、20代で配属されたばかりの頃の業務は印象に残っていると思うが、ではそのあとはどうだろうか…

エンジニアのキャリアのアプローチ

自分のエンジニアのキャリアをざっくりと振り返ると、前半は成り行きまかせ、後半になればなるほど何をしたいかを考えて、色々と手を出し口を出すようになっている。 まあ、色々と口を出しても脈がないならその組織に居続ける理由はないなと最近は思う。流動…

エンジニアは何年働くかより、何をして稼ぐかの方が何倍も大事なことなんだと思う

ワタシからみて、ある技術系クラスタの中でもトップクラスの方(ワタシから見れば十分お若い)が5年後の食い詰ているかもしれないという可能性を意識し続けているとつぶやいていたのがとても引っかかりまして。 資産家でもない限り、生きていくためには何某…

リーダになったら意識して欲しいたった1つのこと

学校でも社会人になっても同じ原理が働くことの1つに、年次=その分野の経験を積むとリーダ役を期待されるし、期待するということがあります。 エンジニアの世界でも同じように新人エンジニアにはリーダを期待しませんが、中堅エンジニアになったらリーダ役…

業績評定に納得いかないエンジニアが不満を撒き散らす前に一読するといいかもしれないこと

業績評価は評価された本人と評価したマネージャの間の二者間で行われるもので基本的に闇の中で行われると言ってもそうそう間違いではないと思っています。いやいや、評定結果はマネージャの上長や人事まで知っているじゃないかと思うかもしれないけれど、評…

エンジニアとして1人の良い上司を持つということ

「これまでの中で1人だけ良い上司の名前を挙げてください」 この質問に即座に名前を挙げられるとしたら、それはとても幸せだと思います。 もし1人も名前を挙げられなかったら、あなたが名前を挙げられるような上司になれるよう目指しましょう。いや、多分、…

50歳を過ぎたエンジニアがキャリアを再構築するために

50歳を過ぎると60歳まで、あと10年もないです。当たり前ですね、簡単な引き算ですから。組織によっては65歳まで組織が必要とするならば、雇用延長もあるかもしれませんが。 そこそこ資産があり、仕事以外でやりたいこともあるのなら。そちらで精を出してもら…

エンジニアの評価はマネージャに見えていた残像でされている

エンジニアの業績評価は難しいのです。何せ、誰一人として同じ仕事をしていないところで、1年分の労働に対する貢献度を評価しなければならないのですから。 評価方法と言えるかどうかも怪しいですが、それぞれの組織においてエンジニアの業績方法は通常、人…

OKRと目標管理に実装されていなければならないこと

組織によってはあとひと月ちょっとで年度末を迎えるところもあるだろうし、多くは来年3月が年度末のところが多いのでしょう。だいぶ、web系の会社も増えたり、再編があったりすると決算月がいわゆる年度末の3月ではない組織が増えているような気がしますが。…

LTから始めよう

例えば、1000人入るキャパの大ホールで講演をしたら、どんな気持ちになるかを知ってみたいとは思わないかな。1000人入る大ホールのイメージ自体がつかめない人は、住んでいる地元の市民会館とか文化会館の大ホールを思い出してみよう。大体そのサイズらしい…

エンジニアに人気のないマネージャ業ほど面白い仕事はない

「そう言えば、どうしてマネージャになったんですか。大変でしょう」「辞令が出たからねぇ」「それはそうですけど。辞令が出なければなれませんから。でも、断ることだってできたんじゃないですか。プロマネが好きだと言っていたじゃないですか」「どうして…

転職で成功するエンジニアと失敗するエンジニア

昨日の朝に その後の人生を分ける!エンジニアが34歳までに考えるべき3つのこと - paiza開発日誌 をざっくりと読んで思ったこと呟いたら、paiza開発日誌のツイ垢の方にフォローされてしまってちょっとざわざわした気持ちになったりしたけれど。 市場価値の大…

下流工程ばかりやってきた50代SEはずっと穴を掘る

20代前半は仕事の仕方を覚える期間で、30代半ばまでには少人数でもチームを抱えて、40代半ばにはプロジェクトチームを従え、50代半ばにはプロフェッショナルとして活躍して欲しいなーと期待するのがマネージャというものです。そうだな、お父さん的な目線で…

35歳SE、次世代の生殖活動をしないと愚痴を言われる

今朝も神様がなかなか降りてこない…。さて、昨日で連続2400日らしいですが今日も平常運転です。 システムエンジニアの35歳定年説というのがありますが、なぜ35歳なのかと言う所の新しそうな考えが降臨されましたので信者の皆様にシステムエンジニアとしての…

SEは夢を見るか

まーたSEをdisるコラムかと思ったんですけれどね、なんとなくスルーせずに読み始めたら違いすぎてズルッと滑りそうになったですよ。まったく。 itpro.nikkeibp.co.jp なれる!SE が好きだったんですねぇ。ちょっと親近感。谷島さん、のみましょう、とお誘いし…