スキル

自分のアップサイドを作る

このブログでも、これまでずっとスキルを上げよう、伸ばそうと言い続けていた。実際、エンジニアのスキルは価値=できることに繋がり、結果としてやりたい仕事につけたり、評価されたり、報酬として返ってきたりする。 見方を変えれば、スキルはエンジニアの…

自分自身で能力の成長を確認できないものは、自分がそれの邪魔をする

自分が課題感を持ったとき、その課題を解決するためにネットで関連しそうなキーワードを調べて、さらに必要としていることを知ろうとしたり、知人関係から見聞きした書籍名を欲しいものリストにいれておき、大型書店の店頭で実際に目次を眺め、知りたいだろ…

エンジニアが生き残る武器を見つけさせたい

おおよそ20年前。30代も半ばになって、先々をどうするかを考えた。最終的に、プロマネを自分を守る武器、つまりメインのスキルとすることを覚悟して決めた。 ある意味において、これは自分の成功体験である。 プロマネの立場で、多くのエンジニアに出会い、…

『ぷしゅ よなよなエールがお世話になります 井出直行』

待合の時間が長そうだったので手元にあった積ん読からサコッシュに詰め込み所用に向かう。想定通りの時間に着いたところで券を忘れたことに気づき、受付に申し出ると予約票で問題ないと処理をしていただき、予約のメニューを順に済ませる間に、ページをめく…

若手エンジニアが成長に必要なもの

自分のことで話をするとプログラミングのスキルが必要だった。本当にセンスはないし、本を読んでも頭に入ってこなかった。 多分、もっと写経をした方が良かったんだろう。 不思議なことに、得意と思っている若しくは苦手意識のないことは本を読んでも理解で…

アジャイル開発だからじゃない。プロジェクトだから今、技術がないとリスクになる

「こんにちは」「お、珍しい。今、プロジェクトで別のプロジェクトルームじゃなかったけ」「そうですよ。地下鉄の側なので便利でいいですよ」「都会だしな。毎日通勤帰りに寄り道しているんじゃないの」「そーだったらいいんですけどね。もう、ほんと勘弁し…

潰しの効く技術よりやりたことがあると言う方がキャリアに効く

入ってはいけないIT企業ってどんなユーザ系IT企業かと思ったらどうやら違ったのはどうでもいいのだけれど、書かれていることの言葉としてはそれどうなの、と思ったところがあったので。 anond.hatelabo.jp で、それが 数十倍潰しが効くようなサーバサイドの…

スコープをクリアにすることに慣れておかないといけない理由

プロジェクトのデリバリを真剣にQCDを守って成功させたいなら、QCDにもう1文字追加しないとまず成功は実現できないのです。 これまでプロジェクトで成功してきた例は、意識的か無意識にもう1つの文字をやってきていたからプロジェクトの目的を達成すること…

優秀なエンジニアと出来るというエンジニアが言う暇の違い

もちろん、仕事をアサインされているエンジニアに限るよ。 仕事が出来るから暇だと自慢するエンジニア エンジニアになりたての頃、職場の繋がりだったか何かで当時10歳くらい年上のエンジニアがいて、俺は仕事できるぜーアピールがひどかった印象を受けたん…

忙しいエンジニアは筋の悪いサラ金に手を出して雪だるま式に時間をすり減らしているだけ

40代、50代のエンジニアが部下のマネージャに悩みがあるとするなら、それは40−50代のエンジニアが今持っているスキルだけで今の仕事をやろうとしていることではないかなぁ、と思うのです。 「別にいいのでは、今持っているスキルで仕事ができることは、その…

将来の技術的負債を作らないチーム作り

マネージャやプロジェクトマネージャがプロジェクトメンバを調達し、アサイメントする際に犯してしまう間違い…それは頭数を揃えてしまうことです。 プロジェクトマネジメントとしてプロジェクトの目的を達成するためには、プロジェクトの目的達成でのアウト…

「変わるもの」と「変わらないもの」にどう立ち向かうかのヒントを見つけよう

まず、変わるってどういう意味かを確認しましょう。 一面的にしかものを見る癖がついてしまうと、辞書を引く前から一方的なものの見方、解釈の仕方しかできなくなってしまうので日頃から360度のビューワをぐるぐると回すように、ものを見るポジションを次々…

8時間20日160時間作業に当てているエンジニアはイノベーティブになれない

従来型のウォーターフォールのシステム開発手法のエンジニアから見たら、今風のアジャイル開発でのシステム開発手法を取るプロジェクトのエンジニアは平日の昼間からカンファレンスに行ったり、週末も勉強会に行っていることに対して不思議だと思っているの…

受託開発のゲージに押し込まれコードを産み続けるエンジニアにはプロダクトマネジメントはできない

プロダクトマネジメント、特にプロダクトオーナとして完成イメージを持ってプロダクトを作ると言う点において、全てのエンジニアが共通して持つことが必要なスキルだと思うのです。 もう、必要とされているのはプロジェクトマネジメントができるのは当たり前…

これが必要なエンジニアにはこれが届かない

仕事って、ここまではやっておかないと、という矜持というかismを持っていないとせっかく仕事をしていても「やっつけ仕事」にしか見えないんですよ。 そういうやり方をしている人の仕事は、作業の途中で必ず文句を言う割には自分の考えを周りに押し付ける一…

作業プロセスを設計できないエンジニアのカップ麺は美味しくない

ここのところ、プロジェクトマネジメントの話題を振ると返ってくるのがプロジェクトでのプロセス設計ができないという愚痴なのです。現場のエンジニア、リーダになるようなエンジニアやなって欲しいエンジニアが悉く作業プロセスを設計できないのだそうです…

マネージャの情報収集術 2017年秋

ふと、自分が情報収集しているポインタがすっかり変わってしまったと気づいた2017年の秋。 秋とは言っても、3シーズンのスーツをクールビズが終わる最終日に着て行ったら早朝は涼しくてまだ良かったけれど、帰りはまだ蒸し暑くてダメっぽい。夏の上着とトラ…

40代を超えて社外技術交流しないエンジニアの市場価値はゼロである

どこで何を技術習得するかは別のエントリを読んでいただくとして、エンジニアとしての興味をくすぐられるような気づきを得たり、知識として理解したことの正しさを確かめたり、身につけた(つもり)の知識を素振り(実際に使ってみること)の機会を作ったり…

プロマネ資格試験と昇級の優位性

有名サイト管理人(元?)のまなめさんのエントリを読んで保有資格的には真逆な感じというか補完関係というか。相関関係は全くなさそうですが。今日は何を書こうかなと思っていたところに見つけたので脊髄反射にならない程度にPMPとプロマネの資格試験と昇給…

設計する力は衰退しました

「あいつはダメですよ。全然製品仕様を調べていないんですから」「え、どうしたの」「あれじゃあ要件を満たす製品の組み合わせをできない」「だからさ、どうしたの」「設計資料を作らせているんですが、仕事は遅いし、機能要件を満たしているかどうか確認し…

エンジニアに今求められるスキルは「仕事の作り方」

知らないことというより、今から使えるだろうと思うことや解決したいことのためになるだろうと思うことの多分、参考になりそうな話を聞くことは時間を割いても行きたいし、実際、万難を排しても行きたい(大げさ過ぎ)と思いっていますし、実際に行きます。 …