プロジェクト

プロジェクトについて語り続けたい

プロジェクトマネジメントが好きだ。何を今更と思うかもしれない。まあ、ポジトクというやつである。ただ、PMBOKは版を重ねるごとに厚くなるし、どうしてそうしたかよくわからないこともするから、割とどうでもいい。 ああ、実はプロジェクトマネジメントが…

プロジェクトマネジメント講座について

講座について この講座は、プロジェクトマネジメントを学ぶ講座である。この講座では、プロジェクトマネジメントおよびプロジェクトマネジメントに関連するコンテンツを取り上げることもある。 受講の目的 この講座を受講することで、プロジェクトマネジメン…

実現できるかわからない計画を死守するためにPDCAを頑張るのは何か間違っている

ちょうど、とあるプロジェクトをやっている。全体で見れば年末くらいで一段落つけたいので、そこそこの半年以上のレンジである。 プロジェクトは全社に導入してた業務をある意味リニューアルするもので、仕組みづくりのし直しといった方がイメージはあってい…

初めてやる業務じゃなきゃ、タスク管理はいらない

このエントリに結論めいたことはありません(いつもと変わりはない)。 とあるプロジェクトのスライドを見つつ、疑問に思ったことがいくつかあるので備忘がわりに。 定型的な業務はプロジェクトとは呼ばない。プロジェクトは活動に目的と期限をもった活動で…

死なないためにチームのカルチャーを先に掲げる

エンジニアも人の子、一人ひとり別々の灰色の脳細胞を持っていて、特徴のある身体を持っているから、誰1人として同じことを考えたり、意思決定したり、行動することはない。 エンジニアに限って言えば、エンジニアになるまでの教育(専攻)も違うし、エンジ…

信頼貯金の残高が尽きてチームに起きること

あるチームにjoinしたとき、某エンジニア氏(以降、某氏)はあるテーマを担当していた。勝手に耳に入ってくるタレコミでは、その数年前からそのテーマをやっていて本人はそのテーマで仕事をしていきたいと考えていたようだ。 joinする1年前に某氏の担当する…

これをウォーターフォール型のシステム開発手法と呼んでいいのだろうか

自分のプロジェクトでは次のプロジェクトのポリシーを伝え、価値観を共有できるメンバと推進する。価値観を共有し定着するまで何度も、それこそ毎日伝える。価値観を伝えるだけではなく、エンジニアの作業プロセスに組み込み、その価値観に自然となじめる環…

プロジェクトは観察しないと

プロジェクトを観察しないから上手くいかない。進捗も品質も改善も技術的負債も、全部観察しないから。 観察するには、ただぼーっと眺めているだけじゃ観察にならない。観察する前に、どうあって欲しいか、どうなっては困るかを文字か図表にしておく。その上…

プロジェクトが始まって必要になるまでにやっておくこと

一向に進まない課題を写したまま他のことに手を出してしまうのは、それが仕事になっているからだと常々思っているが、目の前のサブディスプレイに写っているテキストを見るとなんだか才能がないのか自己制御の閾値が下がったのか、などと考えてしまう。 こう…

リーダは成功する筋書きを書けているか

経営課題をITで解決するのは経営課題を抱える事業会社のIT企画部門である。よって、経営課題を解決する主体者は、IT企画部門の担当となる。 今のトレンドは、事業会社のITの内製化によるスピードのある課題解決であるが、従来のようにITの実装は外部リソース…

プロジェクトもFUNが駆動する

プロジェクトマネージャをやっていると楽しい。楽しくなければ続かないしさっさと撤収していたに違いない。人生の多くの時間を費やす仕事で楽しくないことは身体に無理をさせるし、変調を起こすだろう。アラサーの頃のプロジェクトで激やせしたのは参画して…

オフィスのフリーアドレスはリビングダイニングに勝てない

約10年くらい前のプロジェクトのあったフロアはフリーアドレスで、そのときはそういうものだと思っていたが、よくよく思い出すとデメリットしか思い出せない。結局プロジェクトだからプロジェクトチームは近い席に集まるのでフリーアドレスの意味がない。あ…

プロジェクトが問題だらけな理由

エンジニアを続けていると感覚が麻痺するのかもしれない。プロジェクトが立ち上がるとどこからともなくメンバと称するエンジニアが集められ、具体的なプロジェクトの内容も知らないまま納期までに作業をするように指示される。 システムエンジニアリングだと…

アジャイル開発だからじゃない。プロジェクトだから今、技術がないとリスクになる

「こんにちは」「お、珍しい。今、プロジェクトで別のプロジェクトルームじゃなかったけ」「そうですよ。地下鉄の側なので便利でいいですよ」「都会だしな。毎日通勤帰りに寄り道しているんじゃないの」「そーだったらいいんですけどね。もう、ほんと勘弁し…

エンジニアとしての伝え方

某所でトラブルプロジェクトの事例を話すことになったので、そろそろスライドを作らねばと思い、印象が強い立て直しプロジェクトを思い出しながらそのうちの1つのプロジェクトのあらましをノートに書き出してみた。 なんでもそうなのだが、いきなりスライド…

技術的負債はプロジェクトの成功に含まれるか

某所でのつぶやきに対して、もにゃった人から意見を求められた。 「プロジェクトの成功って何ですか」 その質問の背景をこちらから尋ねる前に説明してくれた。コンテキスト的には冒頭の某所のつぶやきをみてその発言された方がいうプロジェクトの成功は誰の…

プロジェクトプランの作り方

プロジェクト計画をPMひとりで作る時代は終わった

とあるゆるゆるな会合で相談を持ちかけられたというか、あなただったらどうする的な感じでネタを振られたんですね。 どうやら、おかしくなっているプロジェクトがあって第三者の立場で見てレポートするのがお仕事だったらしい。 あなただったらどうするとは…

無法地帯のプロジェクトチームを立て直すために準備をしておくことリスト

タカシ君はとあるプロジェクトのリーダの交代要員として来月から参画することになりました。着任前でしたが挨拶がてらプロジェクトルームを覗いて見たら一部の人だけが忙しくしてました。話を聞くと進捗は遅れ月末のリリースも大変のようです。来月までに何…

スキトラで立ち上げる技術

途中から参画してきたSEと既存メンバとの経験知の差があればあるほど、立ち上げたいSEを確実に、しかも垂直に立ち上げたければモブがいいです。モブ・ペアがいい。これ、実感したので。 もうね、自分の子どもくらいのSEがjoinしてきて(それはそれでWelcome…