進捗管理

自分の作業の進捗管理のコツ

自分の作業にはカンバンもチケット管理システムやSaaSも使っていない。でも進捗させなければならない作業はあるし、マイルストーンもある。マイルストーンには、外部の機関とのスケジュールや組織内の経営者とのセレモニー的なイベントもあるため、中途半端…

そのガントチャート必要ですか

進捗管理のツールを探されているエントリがはてブに上がっていた。仕事の進捗管理ではなく、個人の進捗管理をされたいのだという。 色々とお試し中らしく、評価されている。 maname.hatenablog.com 評価のコメントを読んでみる。 残タスクが見えるよりも、ス…

進捗はステータスを管理してはいけない。という話

今朝は白いものやら小雨がチラチラする中を田村ゆかりの新譜をローテしながら通勤しております。そこまで寒いって感じではないんですけどね。 さて、はてブを見ていたら人気のあるエントリがあって、さっと読んで見ました。 toshiyax.hatenablog.com そーか…

進捗はなぜ80%で止まるか

某TLで進捗率が信用できないとか云々とか流れていて、そう言ったことは前に書いたなとこれ fumisan.hatenadiary.com を思い出したのです。で、ほら、流れ的に作業プロセスの重み付けとか作業プロセスの完了条件を明示的にしないとねだとか思うのです。で、そ…

コストマネジメントとは数字と対話してプロジェクトで起きていることを知ることである

プロジェクトマネジメント にコストマネジメント、一般にはコスト管理の方が通りがいいかもしれません。でもですねぇ、コストを管理するだとコストがfixであることが前提じゃないかと思うんですよ。イメージし易く言い換えれば、プロジェクトを開始する時に…

進捗管理の設計の基礎

進捗管理を「される」ことは嫌ですよね。ええ、放っておいてと言いたいです。でも作業の計画を作っておいて出来ていないというのもちょっと気が引けます。でもちょっと計画どおりに進まない進捗上の障害がありまして…。と切り出すのもちょっとした勇気と踏ん…

進捗管理でどこまで把握してどこまで報告するか

勝手に立ち上がった勉強会(立ち上げのお誘いを受けた限定的なもの)で共通テーマを掲げつつシステム開発手法やらプロジェクトマネジメントの事例を共有して、それぞれの専門職としての疑問や突っ込んだところを聞いたり、専門家としての見解をフィードバッ…

開発標準

大手のSIerやベンダだとシステム開発でだいたいあるものが開発標準です。サブコンが事業主体になると結局プライムコンダクタの標準か顧客標準を適用することになって自社向けの標準の必要性が下がり、結果的に使われないから維持されず消えてなくなるわけだ…

ガントチャートに含めておく情報とは

ラノベ風に書いた昨日のテーマを別の観点で。 なぜか、イケテナイPMやSEリーダが作るとメンバがデスマになるガントチャート。ガントチャートがデスマの原因のように言われることが多いけど、それ違うから。ガントチャートが悪いのではなく、使うエンジニアの…

逆引きでガントチャートを作るからプロジェクトを失敗させる

「お疲れ様でーす。先輩はなんのプロジェクトでしたっけ」「ああ、お疲れさん。どこのプロジェクトって、あ、そうか先月で終わったからね。それは教えてなかったな。そーか、それじゃ久しぶりだ」「そうなんですよ、私もこう見えても売れっ子で忙しいんです…

測定と許可を願うより継続的なリリースが自己組織化のチームを作る

ここ数年、特に今年になってからシステム開発を担うチームに対して自己組織化がさもありなんという感じになってきていると思うのですけれど、さて、実際のところはどうなんでしょうか。 自己組織化するチームは実はそれほど珍しいことはなくてマネージャから…

誰でもウォーターフォールを出来ると思ってたの。そんなのあるわけないじゃん…

アジャイル開発のスクラムの アジャイル宣言 に書かれたことを実践するのはとてもハードルが高いと思っているということは以前に書いたことがあります。周りの知り合いでCSMなどの認定を受けていて実践しているの何人かに実践することの難易度について尋ねて…

テストのキャプチャは必要なんですか

そう言えば、過去に言われたことありましたねぇ…。何度か。 初めてそういった問いかけがあった時には「必要です」と。あまり良い答えじゃないなと思ってはいました。 必要かどうか、で言えば、契約に書いてあるので必要だったんですが、形態的に聞かれたもの…

将来の技術的負債を作らないチーム作り

マネージャやプロジェクトマネージャがプロジェクトメンバを調達し、アサイメントする際に犯してしまう間違い…それは頭数を揃えてしまうことです。 プロジェクトマネジメントとしてプロジェクトの目的を達成するためには、プロジェクトの目的達成でのアウト…

生きる失敗、無駄な失敗

振り返ると30代半ばまでの失敗はその失敗を生かすことができなかった「無駄な失敗」だったと思うのです。30代半ばがひとつのターニングポイントなのでそこからは全部が無駄な失敗ではなく、なんとか、そこそこにその失敗を生かせているのではないか、と。 生…

自分でなんとかしよう症候群のエンジニアへの緩和ケア

SIビジネスのシステム開発手法にどっぷりと浸かった上で飼い慣らされてしまうと、業務量を調整しようという発想ができずに、自分でなんとかしよう症候群に侵されてしまいます。お気をつけください。 特に、年末進行となると、無能な上からあれこれと一方的に…

やることだけを見える化しているとトラブルの原因を可視化し忘れる

プロジェクトを回していて、思うように進捗できていないと相談を受けて話をよくよく聞くと、一方向でしか作業を見ていないということに気づかされることが多いいのです。 まあ、第三者の視点で見られるので、この点はどうなのとかそっちから見たらどうなのと…

いつも誰かに仕事の邪魔をされると思っている人の仕事の変え方

一生懸命仕事をしているのにいつも想定外のことが起きて思うように仕事の成果が得られない。関係する人が思うように動いてくれない。 自分は一生懸命仕事をしているのに、遅くまで残って仕事をしているのにあちらこちらからあれこれ言われてその対応だけで精…

完璧を目指して終わらないのではなく、埋もれている作業をしているから終わらないだけ

facebookのザッカーバーグが言ったらしい、有名なフレーズです。 終わらせろ、と。 神よ、完了予定日までに終わらないエンジニアには罰をお与えください。 マジこれな。 それを言いたいのではなくて、エンジニアの仕事が終わらない理由は様々あるけれど、納…

PERT図を描け。騙されて描け。

プログラム開発のように要件定義から工程を進めることでToDoを詳細化するプロジェクトのWBSは(スコープ漏れや機能漏れは除いて)、何をすれば作業が完了するか明確なので計画も見積もりも予実の較差の把握も対処もし易いのです。 ですが、企画や構想立案や…