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「技術から離れること」「自分より優秀なエンジニアが現場でキャリアを積むことを見ていること」に対するマネージャの心情

マネージャになってからだいぶ経つんですよ。ブログのエントリに書いているとおり、ときどき現場に戻されて、それを片付けてまた戻る、みたいなことをやっています。 マネージャなんてカタカナ職種で一見偉そうに思うエンジニアもいるようですが、曖昧な業務…

課題2 問題を読み、あなたのチームの育成の考え方について答えなさい。

「あなたは個人的な過去の事情からアジャイル開発のスクラムについては封印し、新たな分野で貢献しようと決意して組織を変えた。ところが移った組織では組織の存続から以前は適用していたスクラムをシステム開発手法として復活させることになった。ただ、そ…

問題を読み、あなたの判断を答えなさい。

「あなたはたまたまプロジェクトの会議資料を準備するためにオフィスにいたところを担当役員に呼び止められ、否応もなく会議室に連れ込まれた。役員の話では、どうやら大規模プロジェクトのあるサブシステムでプロジェクトマネージャを交代しなければならな…

コードは下から駆け登り、プロマネは上から降りていく

「今日のお昼は何食べましょうね」「もうちょっと待ってて欲しいんだけど…」「それ、今片付けないと午後に困るんですか」「キリが悪いだけ」「じゃあ、行きましょうよ。出遅れると混んじゃいますよ」「でもなぁ」「ほら、今こうしてお話ししているのだってや…

XP、モブプロを導入したいリーダが上層部を説得するための教育心理学

人は自分なりの考え方、知識を持っているものです。子どもの頃に家庭の中でして良いこと、してはいけないこと、どちらかと言えばしてはいけないことばかりを教え込まれている(家庭により褒めるおうちもあるけれど)ので、そうした家庭の中での位置を確保す…

エンジニアが先延ばしする7つの理由

仕事で先延ばしを「しない」仕事と先延ばしを「する」仕事を決めているのはワタシ自身で、しないとするの間はワタシ自身が決めていたりするんですね。内心、先延ばししているのは誰も文句を言わないとか、なさそうでありそうな納期になんとかできるだろうと…

プログラムを"Hello world"から学ぶなら最初のアウトプットも小さく

TLで技術的な裏付けもないのに全部を作ってから動かそうとしている人がやっぱり動かなくて聞きにきたときにどう答えるか、という問いがあったんですね。そのTLの主は自分たちが当たり前のようにやっていることは様々な積み重ねの上にあるのでどこから話した…

最近の失敗

ざっくり言えば、ここ最近の自分の仕事ぶりの出来が「ちょっと足らない」ですね、アウトプットが。 ケース1 時期的に来年向けの資料を一旦巻き取ったんですよ。去年もたたき台作りはやったので。他に拾う人もなかったし。ただ、受けるときにちょいとリソー…

エンジニアとして1人の良い上司を持つということ

「これまでの中で1人だけ良い上司の名前を挙げてください」 この質問に即座に名前を挙げられるとしたら、それはとても幸せだと思います。 もし1人も名前を挙げられなかったら、あなたが名前を挙げられるような上司になれるよう目指しましょう。いや、多分、…

マネージャが組織をマネジメントするために必須な5つ知識エリア

かれこれそこそこの期間にマネージャをさせていただく機会があったので、持っていない知識は本などで充足しつつやってきた中で概念的に必要だと思う5つの知識エリアがあります。 文章で書くと平易に書いていますけど、これ、やるのまじ時間かかりますよ。 統…

ゴールのない仕事ほど割り切らないと進まない

これは久しぶりに良いエントリだと思いました。まる qiita.com どのあたりが良いと思ったのかというと、この辺りですね。 事業責任者としての作業は開発と違って形にならないものが多く、まったく進捗している感じがしない、というのも仕事を辛く感じる理由…

逆引きでガントチャートを作るからプロジェクトを失敗させる

「お疲れ様でーす。先輩はなんのプロジェクトでしたっけ」「ああ、お疲れさん。どこのプロジェクトって、あ、そうか先月で終わったからね。それは教えてなかったな。そーか、それじゃ久しぶりだ」「そうなんですよ、私もこう見えても売れっ子で忙しいんです…

スコープをクリアにすることに慣れておかないといけない理由

プロジェクトのデリバリを真剣にQCDを守って成功させたいなら、QCDにもう1文字追加しないとまず成功は実現できないのです。 これまでプロジェクトで成功してきた例は、意識的か無意識にもう1つの文字をやってきていたからプロジェクトの目的を達成すること…

優秀なエンジニアと出来るというエンジニアが言う暇の違い

もちろん、仕事をアサインされているエンジニアに限るよ。 仕事が出来るから暇だと自慢するエンジニア エンジニアになりたての頃、職場の繋がりだったか何かで当時10歳くらい年上のエンジニアがいて、俺は仕事できるぜーアピールがひどかった印象を受けたん…

忙しいエンジニアは筋の悪いサラ金に手を出して雪だるま式に時間をすり減らしているだけ

40代、50代のエンジニアが部下のマネージャに悩みがあるとするなら、それは40−50代のエンジニアが今持っているスキルだけで今の仕事をやろうとしていることではないかなぁ、と思うのです。 「別にいいのでは、今持っているスキルで仕事ができることは、その…

チームに仕込まれる不安定性

個人的な嗜好としてチームを構成する際には、ロールを分ける方が好きですね。 まあ、分けるといっても、プロマネかそれ以外=エンジニアの二択ではあるのですが。エンジニアのロールはフラットかと言えば、そこはリーダなり、アーキテクトを置いてエンジニア…

継続的コミュニケーションとしての朝会

プロジェクトで朝会をやるのはトラブルが起きてからでは遅くて、トラブルが起きる前、つまり、プロジェクトの最初からやるのが一番良いのです。なにせ、プロジェクトの開始時点から初めてしまえばプロジェクトの期間ずっとやることになり、ひと月も経てばす…

Aチームはアジャイルで成功、BチームはWFで失敗するとき、Bチームが成功する条件を述べよ

ご質問をいただいたような気がしましたので。 誰でもウォーターフォールを出来ると思ってたの。そんなのあるわけないじゃん… - 室長のひとりごち 勉強不足で恐縮ですが、アジャイルだから上手くいった、ウォーターフォールなら失敗していた、というプロジェ…

測定と許可を願うより継続的なリリースが自己組織化のチームを作る

ここ数年、特に今年になってからシステム開発を担うチームに対して自己組織化がさもありなんという感じになってきていると思うのですけれど、さて、実際のところはどうなんでしょうか。 自己組織化するチームは実はそれほど珍しいことはなくてマネージャから…

誰でもウォーターフォールを出来ると思ってたの。そんなのあるわけないじゃん…

アジャイル開発のスクラムの アジャイル宣言 に書かれたことを実践するのはとてもハードルが高いと思っているということは以前に書いたことがあります。周りの知り合いでCSMなどの認定を受けていて実践しているの何人かに実践することの難易度について尋ねて…

納期が厳しい仕事を積まれてもあたふたしないで仕事をしたいなら

年明けのイベントが競合が多くてほとんど期待をしていなかったところに復活当選的な知らせが入ってきて一気に作業バッファがマイナスになりかけそうな年の瀬となりそうな気配というか、ほぼ確定で息が止まりそうです。はい。 冒頭のほとんど期待をしていない…

これ作るのにお幾らかかりましたか

えっと、なかなか記事の内容がアレな感じなので捨てておこうかと思ったけれど。 以下、引用は全て元記事からです。 itpro.nikkeibp.co.jp 気持ちはわかるような今ひとつ大丈夫かな、と思ってしまうのが狙いのところ。 時間を浪費しがちな開発業務をAIで効率…

テストのキャプチャは必要なんですか

そう言えば、過去に言われたことありましたねぇ…。何度か。 初めてそういった問いかけがあった時には「必要です」と。あまり良い答えじゃないなと思ってはいました。 必要かどうか、で言えば、契約に書いてあるので必要だったんですが、形態的に聞かれたもの…

品質管理ってなんだ

「品質管理ってなんなんでしょうね…」「どうしたの、元気ないねいつも以上に」「あのですね、テストするじゃないですか」「するね」「バグが出るじゃないですか」「出る人は出すね。すごいエンジニアには難しい仕様が割り当てられるからどんなにすごいエンジ…

システム開発はどれから教えれば良いか

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とても漠としたタイトルだけど、この問いにどう答えれば良いのだろう。多分、質問を投げかけられたエンジニアの生い立ちに強く影響を受けた回答が出てくるのではないかと思うのですが。 開発指向の強いエンジニアなら、コードを書くために必要な思考方法を1…

50歳を過ぎたエンジニアがキャリアを再構築するために

50歳を過ぎると60歳まで、あと10年もないです。当たり前ですね、簡単な引き算ですから。組織によっては65歳まで組織が必要とするならば、雇用延長もあるかもしれませんが。 そこそこ資産があり、仕事以外でやりたいこともあるのなら。そちらで精を出してもら…

将来の技術的負債を作らないチーム作り

マネージャやプロジェクトマネージャがプロジェクトメンバを調達し、アサイメントする際に犯してしまう間違い…それは頭数を揃えてしまうことです。 プロジェクトマネジメントとしてプロジェクトの目的を達成するためには、プロジェクトの目的達成でのアウト…

後任のリーダをどう育てるか

プロジェクトマネージャもマネージャも、そしてSEリーダでさえ、常時、後任を育てなければならない。後任になる候補がいないならその仕事から抜けることを考えるか、ビジネスを育てて後任候補をアサインしてもらえるところから始める必要があるの。 なぜ後任…

know your project!! (己のプロジェクトを知れ)

ものの例えで話を始めると、潜水艦が潜行しているときには計画した通りの航路で進みながら、様々な計器を使用して安全を確かめる必要があります。 #軍事専門家から見た時の表現的な誤りはご容赦 これ、何かに類似していますよね。そう、システム開発のプロ…

エンジニアの評価はマネージャに見えていた残像でされている

エンジニアの業績評価は難しいのです。何せ、誰一人として同じ仕事をしていないところで、1年分の労働に対する貢献度を評価しなければならないのですから。 評価方法と言えるかどうかも怪しいですが、それぞれの組織においてエンジニアの業績方法は通常、人…