バイトで学んだ社会人で必要な基本的コンピテンシ

よく黒歴史ってことばを聞くけれど、自分にとっては小学校の途中から高校途中までがそれ。
まぁクラスでは主流派ではなかったわけだ。
小学校までは、気を使ってくれたヤツが一人いた(お、名前を思い出した)が、中学はサッパリ。
高校は、バイトに居場所を見つけた。
それで救われたんだ。
居場所があるということ。
認めてもらえること。

もう、バイトは一生懸命やった。いろいろ工夫して。社員がやっていたときはパッとしない売場をちょっとずつディスプレイを試行錯誤して変えていくんだ。
いつの間にか、売り場の責任者から当てにされちゃうんだ。
そうすると、自分もあてにされることがわかるからもっと応えようとする。
プラスのスパイラルに入っちゃうんだね。
もちろん、失敗もしちゃうし、怒られることもある。
でも、学校より楽しかったのは事実だ。

なかなか売上目標を達成できない売り場。
スポット商品が売れたとき、それを売るのは気乗りしなくて、態度に出て怒られた自分。
年末商戦で特定日だけ達成したときの周りのうれしそうな顔。
年上ばかりの売り場の人との付き合い方。


いまの自分の楚となる経験をした大事な時期だったんだ。
バイトが表で学校が裏で。
逆で間違っている気もするけれど。

あと、

「希望する仕事があるなら勉強を積み重ねること」

の大切さ。
思い出せば、気づいていたはずなのになぁ。
勉強しなかったんだよな。

高校生くらいの時期に(大学生でもよいけれど)、少しでよいから社会経験をしてほしい。
できればバイトばっかりでない職場で。
そして少しでも得て欲しい。「社会人で必要な基本的コンピテンシ」を。

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