仕事ができる人は、第3者の目を持つ


新入社員でも中堅でもベテランでも、仕事ができる人は、自分だけの価値観だけで判断しない。
仕事は、誰かが作ったアウトプット−まれに自分が最初かもしれないが−を自分のインプットにして、何らか加工して、アウトプットにする。
そのアウトプットは、また、誰かのインプットになる。


自分がつくるアウトプット、仕事ができる人とそうでない人の差はどこから生じるのだろうか。
要因は、いろいろあるだろうが、そのうちの一つは、「第3者の目を持つ」ということだ。
「第3者の目を持つ」ということはどういうことか。


それは、誰かからの依頼でインプットを自分で加工する前、途中、後それぞれの時点で、自分だけの価値観、評価軸で判断せず、第3者の価値観、評価軸で評価し、アウトプットとしてよいか、客観的な評価ができるという、スキルを持っているということだ。

自分一人の価値観、判断軸では、抜け漏れズレ誤認誤解など仕事を引き受けたときから始まっている理解不足を防ぐことができない。
それを冷静な、第3者の目で見ることができる、いや、第3者の目で見る時間を作ることができることこそ、仕事ができることにつながっている。

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