Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013に行ってきた! 2013年1月15日編

#sgt2013(ハッシュタグ)に行ってきた。アジャイルの有料イベントに行くのは今回が初めての参加で。

名称 Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013
日程 2013年1月15日(火)〜1月16日(水)
場所 秋葉原UDX


[1A-1][基調講演] http://scrumgatheringtokyo.org/2013/?page_id=148#S1A-1

Agile Management – Learning From Software Development アジャイル・マネジメント 〜

どのようにチームを導き、成長していくのか”]

Jurgen Appelo (ユルゲン・アペロ)氏

→同時通訳付き。management3.0、how to change the worldを書いた人。
アペロさんのページはこちら。つhttp://www.jurgenappelo.com/

感想 幅広く、話題を拾って話した感じ。
キーワード management3.0, how to change the world, NOOP.nl, "Meet Melly", 労働者の半分は働くことが嫌い, 10万年前 生きることが仕事の目的, 5万年前 部族のために生きる, 7000年前, 3000年前 中央集権に従う, 仕事を上手くやったら?組織は機械だ, 1000年前 目的を達成する, すべての戦略とプロジェクトの70%は失敗する, 1850年 グループの調和を。制約理論, 流行は短い, 複雑性 (=不確実性?), 楽しくでもどうやって幸せに?, scrum/lean → communityの利益のために, 1950年 自分の仕事を早く、でも、他の人を傷付けず、他人を助ける, ポストイット → 小さなタスクボード(小さなホワイトボード) ※革新、innovation, 1.変化のプライオリティを管理する, 2.プロジェクトの可視化の向上, 3.生産性向上, 4.チームの士気向上, 5.ITとビジネスの目的の一致, 小さな累積=scrum, 脱予算経営@スカンジナビア, 予算執行の予測はできない。することが無駄, 予算が残っていたら使ってしまう, 予算を残すとペナルティ, → 予算を使うことは可視化できる, 何に使ってもよいが、なぜ使ったか説明責任を負う, 誰も市場に予算を使いたくなくなる, Lean Startup, Design thinking, viable⇔feasibility⇔desirability, 横断的な組織, agile導入の壁, 1.組織の文化を変える力, 2.スキルを持つ人の確保, 自分で解決しろ, 組織が消えてなくなるのを助ける、という例え, Management workout より強くなりたい。より健康的であるのは、明日起きることに対応できるため, マネジメントが健康であるため, マネジメントが重要 ドラッカー, テストをすることが大切。テストをする人ではない→マネジメントが大切であって、マネジメントをするマネージャをみんなで助ける, 1)人を元気付ける KUDO BOX お互いを褒め称える, 2)エンパワーチーム Authority boards → business level delegation, 人, スキルエリア, 3)制約を整える チームの用語(ブランド)にアイデンティティを埋め込む。イニシャルの文字とか, 4)コンピテンシを向上 エマージングクリエイティビティ, 5)glow structure, informal structure community = business guilds, 6)improve everything 継続的改善, healthy practices → 他から持ってくる。「安全なところで試す。」反復する, “安全なところで失敗する。”, マネジメントとリーダ?, 壁を見つけたら? 助ける。上手にならせるか、辞めさせる。それはマネジメントの仕事, 人を採用するとき → マインドセットで選ぶ。トヨタカイゼンを続けることを大切にしている。

[1A-2][特別講演] http://scrumgatheringtokyo.org/2013/?page_id=148#S1A-2

“Buy or Build: where did your agile come from 日本文化とアジャイル/スクラム

James O. Coplien (ジム・コプリエン)氏

→同時通訳付き。
感想 scrum allianceがタイトルスポンサーなのに認定をdisっているし。PMIがあるから対抗としてagileが存在できるのに「よく入場できましたね」とか。ヒドイ。
キーワード 自分自身をマネージする。自分自身を組織化する, 認定という魔術, 「困ったな、認定の講座で学んだのはこれですべてなのに。」, agileはトレーニングツール, 認定は、個人に。agileは、チームに, agile≠個人, agile=チーム。文化に, 認定の肯定の意見。否定の意見, 学ぶとは、行動を変化させること, 認定が実行を担保することはできない, 人は複雑性だ。それがagileだ。だからテストだけでは測ることができない, 25/35の正解で認定されるのは、10は間違ったまま合格するということ, Bloom Cognitive Taxonomy 統合(synthesis) 分析 応用 理解 知識, scrumを通り抜けて実践でやること, scrumは、問題を可視化するツール。 → どれだけできていないかを知ることができる, TPS 2001改訂 カイゼンとヒト, 合気道 守 →破 →離 →, 知識 理解 応用 分析 統合, scrum=カイゼン。考えること, Bloom Affective Taxonomy, 受入 反応 価値付 組織化 内面化, 訓練 → 経験→, scrum emergency procedure sprint2-3回に1回は発動, ダニング クル−ガー効果 自分が知っているより知っていると思うこと。 100 μ 50オーバー専門家 何も知らない=0, 日本では、失敗するとどのような改善が必要なのか明確になる。成功した以上に失敗したタスクを重視して、診断能力を示した→ 失敗を学ぶ, カイゼンマインド 才能か育成か? → 育成が勝る。入念な練習は能力をカイゼンすること。時間を掛けることではない, 生の指導の下でチャレンジすること, 自律性。マスタリー(熟練)、目的, 学習は、行動を変える, 認定は、知を助ける, scrumの中はマインドセット。だから、統合的な再認定が必要, グループレベルのカイゼン, 反省なしにカイゼンなし, 人とカイゼン, 認定を高く評価しすぎるマネジメントは危険, 賢者と試行を比較する 対話の舞台 団結 わからない|合意する, ぐちゃぐちゃ 合意しない 低い, 認定は、形の認定のみ。認定を求めることは、日本文化に背剥いている, 50%のsprintが失敗している, TPSを構築するのに2年かかった。


[1F-3][講演] http://scrumgatheringtokyo.org/2013/?page_id=148#S1F-3

Let’s Help Melly (Changing Work Into Life)

Jurgen Appelo氏

感想 agile開発プロセスよりからマネジメントよりにシフトしているのかなぁ。キーワードをみると、どの場面で使えるかを考えれるとそう思うのだ。
キーワード 複雑性の思考, complex thinking 複雑適応系。様々な理論のパッチワーク, complex≠orderでもchaosでもない, complicated |order | complex | chaos, 単純−−−−−−−ふるまい−−−−−−−−−複雑, simple, 変化の力学, 人の関係を劇的に変える アシュビー, 複雑性は必要, 1)複雑性には複雑性で システムは存在する環境の複雑性を持っていなければならない 何ページにも渡る文章での要件は伝わらない, 2)多様な見方を使え プランニングポーカーはチームのメンタルモデル, 3)文脈依存を当然と思え, ベストプラクティスは、過去のプラクティス, 4)主観性と共通化, 計測するものが得られるもの, メトリックスにフォーカスすれば、それは必ず上昇する, 5)予想、適応、探索 進化システムは本来実験的な要素を含む プロアクティブ、リアクティブ、失敗しても安全な実験 → ツールを試しに使ってみる, 6)協調したモデルを作る 抽象概念の定式化をする人たちは、沢山のローカルな相互作用から創造する プロセスは可視化できるもの。バインダで渡すものではない, 7)フィードバックサイクルと 勝つための唯一の戦略は、誰よりも早く学ぶこと 4週間のsprintはCIに代わるだろう, 8)盗んで新しいものをつくる, 75%は盗んだアイデア, 良い理論は実践的, w/s CIOが期末にボーナスをくれる。配分するマネージャとして。その配分方法を, 8つの思考が入っているか評価する, 小さな違いは無視する, 目的のチェックリスト, 個々のステークホルダーによって外的、創発的なゴールが置き換えられないように, 目的から始まる ドラッカー, 数値目標や売り上げ予算、ボーナスを止める デミング, 成果を出すために報酬を支払うな。ストーリ、ビデオを使う, ゴールを伝えることを頻繁に, w/s 次回のSGTの目標を設定する。8の思考の有無を評価する。


[p1F-6][ワークショップ] http://scrumgatheringtokyo.org/2013/?page_id=148#S1F-6

Beyond certification to Kaizen with ScrumKnowsy

James O. Coplien氏

感想 internet接続するアプリを使ったワークショップは問題が多い。できない人がいた...。チャレンジはいいけれど。