えっと、課長の若葉マークは少し前に取れているのだけれど...

まぁ、読んだらと部下に手渡されたわけで、週末から今日にかけて読み終えたです。
はじめての課長の教科書
誰かのブログで取り上げられていたので、気になった本ではあったのだけれど、まぁ、機会があればくらいの優先順位で。
他に読みたい本が沢山あったし、部下付き課長になった時点で、いろいろダンジョンがあって、それこそこの本で書かれている
ルーティンワークでない非定型なタスクに遭遇して、他の部下付き課長が何年もクリアするのにかかるだろうステージをあっというまに
駆け抜けたから。

でも、手元に廻ってきた本を読むには調度良い休暇も取れたのでね。
さて、このほんの構成は、

第1章 課長とは何か?
第2章 課長の8つの基本スキル
第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
第4章 避けることができない9つの問題
第5章 課長のキャリア戦略

こんな感じです。

この本の最大のポイントは、巻末のP230の「参考文献」のページ。これがいい。参考文献を見ると自分で読んだ本がいくつかあるのが
わかる。それが良いのではなくて、その他に読む本に入れたい本があって、リストが増えることだね。
たとえば、ザッと5冊読書心をくすぐる。あ〜読みたい!
完全なる経営隠れた人材価値 (Harvard Business School Press)静かなリーダーシップ (Harvard Business School Press)ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

参考文献ばかり褒めるのはアレなんで、気付いたことをあげよう。

第2章の「部下を守り安心させる」は、個々に対してはいろいろアレは此れはと言うし、周りのいるところで言うのだけれど、それってやはり
言われるほうの立場からするとそんな気持ちなのだろうか。いう立場からは、起きている事象に対してああしよう、こうしたらとアドバイスを
するのだけれど、周りがいるところで言われるのはつらいのだろうか。
そんなことの反省もあって、今は、ぶれないように計画時に沢山アドバイスするように変えてみているのだけれど、それだと本当に育つのか
と変な心配もしたり。いろいろ思うことはあって、機会のあるごとにやり方は変える節操のなさを売りにしているのだけれど、部下が色々と
物申す課長に対して、安心してくれているのかが気がかりだ。まぁ一人で気を揉んでいても仕方のないのだけれど。

あと「オフサイトミーティング」ってどうだろう?やったことある人います?なかなか、環境を作るのに手間がかかるような。

この他のコンテンツ、たとえば、

モチベーション(動機付けね)
成果主義(目標管理制度みたいなやつね)
褒める(その気にさせるってことね)
コーチング(悩みを聞く、ひたすら聞く...できない...)
仕事のアレンジ(アサインね)
人事評価(いいわけないなら内容に頑張っているよ)
社内政治(怖い怖い)
問題社員(どこでもいます、あなたの横にも)
心の病(こちらもあなたの前にいますよ)
自らからの弱点を知る(これが一番なんだよね)

は、気にしていることだし、自分のタスクとして意識していること。

結局、部下付き課長になりたい人は、自分に対しての気付きと、人と組織を含めて相手の立場になって考えれ!と言うことなんだね。
で、あと部下が迷わないように歩む道筋を付けると。