歳を取るとそれなりに勘ぐるものです。

ある程度のキャリアを積むと、お付き合いのある人から社交辞令で「うちで働かない？」とお誘いがかかることも増えてくるだろう。業種によっては、ニッチな技術だったりすると、ヘッドハンティングをやっている人材紹介(仲介)業からも声がかかることも多い。人材紹介業の彼らからは、多くの駒を手にもって、どれだけ捌くかが成約時の手数料収入につながるので、口コミで可能性のある駒を求めている。

過日、ヘッドハンティングを生業とする人と話す時があって、その風貌や話し方を見て感じたことは、ヘッドハンティングする側も見た目と表情で90%は印象が決まってしまうな、と、ごく当たり前のことを感じたことだ。

会話のテーマは、ヘッドハンティングの人だから、ターゲットとなる人材の見つけ方は、リレーションによる口コミ(自称)で、それ以外はポリシーとしてやらないとか、会話の中からターゲットとなる人材の現在所属する組織のネガティブな面を突いて、不安がらせ、何かしなくては、と思わせることが、常套手段と。
転職を考えている人材は、現状の組織の関係に不満を持っていて、それを解決できないことが多く、そのような人が転職(というか、現実逃避だね)をするとほぼ失敗すると言い切った。それは、そのとおりで、現状の問題にアプローチできない人が全く新しい環境で一から環境を作り上げることができるのなら、現状の問題を解決することなんてとてもたやすいのだから。

話しを聞きながら、どうやって、人材(資源でもあるね)を仕入れて、どう売るか、そのヘッドハンティングをする人のやり方がわかったのは、興味を満足させることができたが、多分、相手のヘッドハンティングする人も会話をしながら、わたしの値踏みをしていたに違いない(それは、仕方がないことで情報のgive&takeだから)。

それはそうと、ヘッドハンティングの人は、話し方に誠実感を持って伝えることを訓練することを考えた方がよいかも。組織へのネガティブな面をつつくときの突き方が、あまりに露骨だと、興ざめしてしまうのだよ。やはり、きちんと同意をして、それにそっと将来不安だと囁かないと、頭の中で考えていることがばれてしまうのだから。

図書室

這いよれ! ニャル子さん 5 (GA文庫)←読了！ニャル子さん、好きだわ。5巻もお奨め。
GOSICK II ゴシック・その罪は名もなき (角川文庫)←読み中。半分くらい。このシリーズ、まだ2巻の途中だけど、これもおすすめ。
猫物語 (黒) (講談社BOX)←読了。はやく、白が出ないかな。

咲 Saki (1) (ヤングガンガンコミックス)←積み本。
咲 Saki (2) (ヤングガンガンコミックス)←積み本。
マリア様がみてるプレミアムブック (コバルト文庫)←積み本。

数学ガール下 (MFコミックスフラッパーシリーズ)←積み本。

新賢明なる投資家上~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法~《改訂版――現代に合わせた注解付き》 (ウィザードブックシリーズ)←3章まで進んだのは、出張の新幹線の中で。
日経BPクラシックスマネジメント1 務め、責任、実践←読みかけの積み本。
数学ガール (数学ガールシリーズ 1)←読みかけの積み本。7章まで読みおわり。
論理トレーニング101題←読みかけの積み本。
マスタリングTCP/IP 入門編第4版←読みかけの積み本。
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと←読みかけの積み本。

タラ・ダンカン 6 マジスターの罠上←積み本予定。
タラ・ダンカン 6 マジスターの罠下←積み本予定。
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち←積まれ本。知人に積まれた本。“ちょと”少しだけ進む。　

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