(総集編)この夏、足の指の痒み・ヌメリと蒸れから解放される方法

立秋の翌日から少しずつ涼しい風が吹くようになってきたが、通勤で通う靴の中は、革靴を履いて仕事をしていると嫌でも足の指は痒くなるし、蒸れてヌルヌルして不快でどうしようもない。それをどうやったら解消できるか、実際にやっている方法を紹介する。

足の指を清潔に保つ編
足の指は、普通の靴下なら靴下の中で、指同士を直接触れたまま一日過ごすことになる。歩けば指だって汗をかくし、汗が乾いてもヌルヌルする。なら、足の指を接触させない、清潔に保つ、を実現すればいい。

足の指と指を接触させない方法
足の指を直接接触させないためには、五本指ソックスか靴下の中に足指のソックスを履くことになる。靴下の中に履くソックスは、指先まであるものと指先が切れているものがある。

　五本指ソックス

　靴下の中に履くソックス　指先まであるタイプ

　靴下の中に履くソックス　指先が切れているタイプ

タイプごとに実際に使ってみた感想をまとめてみると次のようになる。おすすめは、靴下の中にソックスを履くパターン。

五本指ソックス	座敷に上がるような靴を脱ぐ場合、足の指をクネクネ動かしてネタにできる。ただ、これにすると人揃え買わないといけないのでそれなりの出費になってしまう。五本指ソックスだからこそ、指と指を接触させることがない。
靴下の中に履くソックス　指先まであるタイプ	これが一番おすすめ。座敷に上がるときも、普通のソックスの中に履いているのでスマートだし、今の靴下をむだにしなくて良い。靴下の中で五本指ソックスを履いていることになるでの、指と指を接触させることがない。
靴下の中に履くソックス　指先が切れているタイプ	これはお勧めしない。使い込むと、指先がめくれてきて指の根元までずり上がってしまう。指の根元でずり上がってしまうと指と指で挟むことになって痛くなる。一番肝心の指と指を接触させない、が実現できない。

足の指を清潔に保つ
一日の仕事から帰ってきてお風呂に入ったら、足の指も一本一本きれいに洗うのはもちろんだが、全身を洗った後に、足の指だけは特別にもう一度洗おう。泡やボディソープは保湿してしまうからダメ。ミューズもいまいち。マツキヨなどドラッグストアに行って“ピロエース石鹸”を買おう。これが一番サッパリする。足の指を洗うときは、ブラシで洗う。ネイルブラシを使って、指の間をピロエースを使って念入りに洗うと、風呂上りの足の指の感覚がさっきまでと違いを実感することができる。これが翌朝でも実感できるからすごい。ネイルブラシは、硬めの豚毛がお勧め。形も値段もマチマチだから、実際に店頭で手のひらで触れてどの程度、硬めが合うかを試そう。

　ピロエース石鹸

　ネイルブラシ

これを毎日、お風呂に入るときに欠かさずやろう。

靴編
幾ら毎晩、足の指をきれいにネイルブラシとピロエースで洗っても、靴を毎日同じものを履いていたらダメなのだ。一日履き終わった靴の中は、足の汗でびっしょりだから。その日履いた靴は休ませて乾燥させないといけない。二つの靴を交互に履くなら、最低2つは必要になる。理想は、1週間分持つことだ。踵の減りも2足より断然遅くなるからこっちがおすすめだし、リーガルのようにリペアできるものなら、リペアしている間の靴のやりくりに困らなくて良いのだ。

で、その靴の乾燥のさせ方は、乾燥剤を使うものと機械で乾燥させる方法がある。一番のお勧めは、CARL TECHNO HIKARI DE KIREIが一番おすすめ。手ごろな靴乾燥機を買うくらいなら、騙されたと思って試して欲しい。我が家にあるのは、CARL社に事業移管される前の“島津製作所”ブランドのときのモノ。乾燥させた後、朝履くときのサラサラ感が気持ちいい。

　ドライナウ靴用

　靴除菌脱臭乾燥機

　ふとん乾燥機 (衣類&靴乾燥機能付き)

乾燥剤	値段が安いく試しやすのが利点。自然任せなので、明日の朝まで乾かしたいとき確実ではない。雨降りな夜なら、家の中の湿気も酷いのだから。
靴専用乾燥機	元々は島津製作所で作っていた商品が事業移管されてCARL社へ。光触媒も同時に働く。強制的に乾燥させるので翌朝バッチリ。これを15分なら4回くらい続けて動かすのがお勧め。専用なので場所が必要だが、専用機なので一番のお勧め。
布団乾燥機(靴兼用)	兼用なので、靴用のアタッチメントを使った方が良い。スペースがない人向け。布団も乾かせるしね。