何を依頼しているのかわからないメールはテンプレで要領良く!
メールは便利ですけどね
すっかり、日常生活でもビジネスでもメールはなくてはならないツールの座を占めたといってもいいでしょう。人によっては、ビジネスのメールが日に100通も200通も受信することもあるそうだし、ワタシも同じようなものです。
思いついたらサッと書いて出せる便利さがそのメールのトラフィックの増加に輪を掛ける。色々なメールが飛んでくるから、受け手もメールを捌くのが仕事だっけ?とハッとするくらい。
で、いろいろな人から飛んでくるメールはいろいろな人が書くから、書き方も様々だし、内容も千差万別なわけで。その中から受け手としてタイセツなメールとそうでないメールと選り分けて捌くことになるのだけれど、意外と、
「これ何?」
っていうメールが少なくない。
サブジェクト 先日の件
本文 △△です。
先日お話した案件のレビューをお願いしたいと思います。
ポータルを見たら大丈夫なようなので、
今週末には終わらせたいのですがお時間取れますでしょうか。
よろしくお願いします。
何をよろしくされたのか...。
そして、そのようなメールを読むとこんな疑問が...。
宛先たくさんだけど誰宛?
何をして欲しいの?
何時までに?
依頼する側の人は、もう少し、ファシリテーションして欲しいと思うんだよ。
メール本文に標題を入れる
さまざまなメールでも誰かに何かを頼みたいとき、自分が“誰に”、“何時まで”、“何を”と希望があるなら、メール本文に“標題”をつけるのがとても読み手にとって効果がある。
サブジェクト ○○案件のレビューについて
本文 □□さん件について、下記日時で○○案件のレビューをお願いします。
▼日時 2012年MM月DD日(曜日) HH:MM 〜 HH:MM
場所 打ち合わせテーブル
議題 ○○レビュー
出席 □□さん▼備考
スケジュールはポータルで事前確認しましたが、ご都合が
つかない場合は候補日を複数お知らせください。返信希望 MM月DD日13時まで
これ、ワタシはメールの文書の書き方の型を頭の中で作っています。どんなすごいものか、というと、
▼などの記号 標題 内容
パターンはひとつ。たったこれだけ。工夫している点は、記号は▽より▼を選ぶこと。メーラでもハッキリ、クッキリ目立つから。
項目名を書くのは、自分がこれから書くメールを頭の中からひねり出すときに整理しやすくするため。
あと本文の最初に誰に頼むのか、ハッキリさせることがタイセツ。一人二人なら、名指しで。メールを受け取った全員なら、“受取各位”と。
メールを書く都度、思い出すのが面倒ならメーラのテンプレや下書きにそれようの雛形を作っておくと便利です。
月次の依頼で出すメールとかね。
見やすくすることは、自分が希望するように届くように仕向けるということです。受け手のためでもあるし、自分自身のためでもありますから、メールはテンプレを使って、見易く書きましょう。