13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より 改訂我が家版

3年前に携帯電話を貸与した子どもに課した約束は、

 携帯電話を自分の部屋に持ち込まない。
 家にいるときは、リビングに置いておくこと。

の2つだけ。

多分、今年の春にはスマホに替わるだろうから、元の使用契約書を改訂した我が家の使用契約書を取り交わそう。

1.携帯電話の所有権について
 これは私の携帯電話です。私が払いました。あなたに貸しているものです。
 携帯電話は、あなたが私から借用します。万が一、トイレや床に落としたり、無くしたり、破損させた場合の修理費用は自己負担です。
2.携帯電話の通話時間について
 家にいる間は、携帯電話をリビングのテーブルに返却します。
 あなたが学校に行く間は携帯電話を家に置きます。 ※通学距離、学校の持ち込みにより運用対処あり。
3.携帯電話の利用について
 パスワードは、必ず私に報告しなければなりません。
 発信者が「ママ」か「パパ」だったら必ず出なければなりません。
 これは「電話」です、鳴ったら必ず礼儀良く「こんにちは」と言って出ること。
 常にマナーモードで使うこと。公共の場、映画館、レストランでは電源をオフにします。
4.携帯電話を介したコミュニケーションについて
 友達の親が直接出る固定電話に電話出来る相手だけに、電話とメールができます。
 あなたがされて嬉しいことだけ人にしてください。嘘をつく、人を馬鹿にする、そうしている中に入る、喧嘩をするなどしません。
 対面で言えることを携帯電話で伝えてください。
 友達の親の前で言えることを携帯電話で伝えてください。
5.インターネットの利用について
 私とシェアできるような情報のみウェブで検索します。
 インターネットは正しいことと正しくないことの両方があります。
 インターネットもリアルな人も本当のことを言うし、嘘をつくものです。実体験で経験しなければどちらの場合も見抜けません。
 携帯電話で撮る写真やビデオは、家族に見せられるものだけシェアできます。プライベートなもののシェアは一旦考えること。
6.この携帯電話を楽しく使うために
 この携帯電話を使って、自分が何に関心を持っているかを知ってください。
 共有するための経験ではなく、経験したことをエッセンスにして共有してください。
 自分とデバイスとの付き合いは、失敗からその距離の保ち方を学べます。
 いつ携帯電話がなくても暮らせるような生活にできることを心がけてください。