知をワクワクさせることが何よりの快楽だと知ることを小さい時から覚えることが人生にとってとても大切だと改めて思った

学校に行くのが嫌いでした
子どもが卒業式を迎える時期になって、今まで使っていた道具など山盛りで持ち帰ってきたりするうちに、卒アルとかも持ち帰ってくるんですよ。卒業生だから当たり前なんですけど。


で、ワイフが見ようとというからパラパラ見ると、学校のシンボルの写真や授業風景、林間学校、修学旅行や運動会のスナップショットがあってところどころに写っている子供が楽しそうで楽しそうで。卒アルだから、写真は選ぶんだろうけれど、それでもね。うらやましい。ワタシは高校卒業までは黒歴史だからなぁ。


学校に行くの楽しかった?
そのあと、子どもに一つ聞いてみた。

「学校行くの楽しかった?」
「楽しかったよ。」


ワイフに「何で学校行くのが楽しいだー?」って話しながら思い当ったことは、“勉強ができるから”。これだ。ワタシ学校で真面目に勉強しなかったもの。勉強しているふりしていたから。っていうか、勉強の仕方、知らなかったもの。知ろうとしなかった、が正しいかも。いや、違うな、“勉強の仕方を知らないといけないと疑問に思わなった”だな。


勉強ができれば、授業に苦労しないから学校に行っても楽しいもの。そして、居場所が作れるもの。それが、ワタシと子どもとの学校生活の大きな違い。ワイフにはそこまで言わなかったけれど。


ワイフに伝えたのは、そうなるまで「一緒に子どもと問題を解いたりしてくれて子どもとユニゾンしてくれてありがとう。」、と。ワタシは一緒に解いたりしなかったけれど、「勉強しなさい。」とも言わなかった。やらなければならないことは子どもでも大人でもあって、それをいつやるのか自分で決めてやれる人になって欲しかったから、「宿題はあるの?」とか「今日は何も課題ないんだ。」ってきっかけを作っただけ。声を掛けると、「宿題あった。」とか言いながら始めたり、あとでやるとか言って、ちゃんとやったり。で、わからないことはワイフに聞きながらやってる。


勉強が楽しい、なんて思ったのは30代後半になってからですが何か?
これ、本当です。人生で一番勉強したのは何度も書きましたがProject Management Professionalの受験です。あれ以上でも以下でもない。あれ。で一発でPassしたから自信になったし、なんだ、あーやってやればできるんじゃん、って。学び方を知ったのはそのとき。


で、PMPを受かっただけにしておかなくて、実践してフィードバックプロセスを自分で回したこと。所詮、PMBOKなんてフレームワーク、どんがらです。howtoはないんだから、そこの上に載せるツールをフル装備で手に入れて、テラーリングすることを自分で気づいて、プロジェクトの特性に合わせて絞り込むことを体で覚えていく。足していくのではなくて、捨てていくという考えがあるのはそこからスタートしているからかも。だから、TPSもすんなり呑み込めたのかも。


話を戻すと、学んでやってみて結果と対峙してまたやってみて。なんかね、自分で出来るようになるのが楽しくて仕方がないのね。あぁ、次はどれだ?って、探したくなる。あぁ、楽しい。


あとどのくらい人生を生きていく中で学び自分の知をワクワクさせることが出来るのだろう。