女性のいる飲み会から“まなぶ”コミュニケーション


ここ何回か、女性もいる飲み会に出て改めて関心したことがあったのですよ。ちょっと、これは気にしていない人がいるならちょっとだけでも真似してみると良いと思う。


話を聞く
兎に角、キチンと話を聞く。ちゃんと聞く。自分から返しを入れるタイミングが上手い。オジサンなら人が話しているところに上から大きな声で遮ってしまうようになるのに、そうならない。すばらしい。感心してしまう。


あまり話をしない人から見たら、過剰に見えたりワザとらしく見えたりするかもしれないけれど、一貫しているのでいやみには感じられない。それより、話し手にとっては“ちゃんと聞いてくれる”という行為がうれしく感じられる。


オジサンは、兎に角、自分が話したいタイミングで話すので話している方は「(なんだよ...)」って思ってしまう。


話を聴いたら肯定から入る
で、話している途中から同意の頷きや「そうそう。」とか「そうだよねぇー。」と同意を始める。そう、話し手の話に同意するんだね。これがとっても良い。


話し手は話を聞いて同意して欲しいだけなんだね。オジサン同士なら適当にやりあってもいいんだけれど、それでもやっぱり、同意してもらった方が話し手は気持ちがいいもんです。


同意するということは肯定するということで、肯定されると承認要求が満たされるので話し手は気持ちよくその話題を終わらせることが出来るんだね。


このとき、話の内容が高尚かどうかなんて関係ないんだな。話し手の話を聞いて、肯定的に同意すること自体に意味があるんだね。つまり、話し手を認めていますよ、ってことです。


何で真似したらいいのか
仕事していて、いろいろな場面でやりあうことは日常茶飯事だと思うんですよ。ワタシだってマネージャたちにちょっとした苦言を申したりすることもあるんです。


相手もマネージャくらいなんで、言われっぱなしは、ないんですね。「でもさ、コレコレじゃん。」とか言うわけです。そのとき、話をちゃんと聞いていますよ。アナタの言っていることも最もですね、ってメッセージを返すと余計にもめることはないんです。


話をちゃんと聞いていますよ、って言うのは、受けた言葉を自分の言葉で言い替えることが大切だったりします。ワタシもあなたの話をこう受けとめしましたよ、って。


そして、同意するんです。「アナタのおっしゃることもごもっともですね。」って。それで、まずは相手は満足するものです。


そういうのって女性がとっても上手いな、と飲み会に行っても“まなび”を得て、手ぶらで帰ってこないことも大事ですよ。