うさぎリンゴで学ぶ仕事の目標を達成するための実現方法



リンゴの消費量は年々と漸減している印象があるのですが、生産県である青森の消費予測でも減少の予測をしているのでどうやらワタシの想像は大体あっているようです。


ただ、我が家では毎年冬になるとリンゴが届いて最初に貰ったときは持て余していたときもあったのですが、昨冬からはその頂いたリンゴをぺろって食べてしまった後も継続して食べるようになったのは、"リンゴひとつで医者いらず"を実践しようと思って続けていることと、意識的に買わないと果物をそれほど買わないから食べないという循環になってしまう食生活を変えたいな、と言う思いがそれまでよりちょっと強くなったから、なんですね。


一つのリンゴの大きさと目標の大きさ
以前は持て余していたリンゴは立派なリンゴで蜜もタップリと入っていて勿論糖度も高くておいしいリンゴです。でも立派過ぎて一つひとつが大きいんですね。なら、この春の時期になっても「買い続けているリンゴの大きさはどうなの。」と聞かれれば同じくらい大きいです。リンゴの大きさは同じ。でも以前は持て余していた。でも今はぺろって食べきれんですね。


同じように自分が達成したい目標って、今の自分と凄いギャップのある将来像を目指すものですよね。だって、かっこいい自分になりたいのだから。リンゴが小さいサイズのリンゴと大きなリンゴとある様に、人の目標だって色々なサイズがあると思うんです。でも、仕事の目標、あなたがエンジニアなら得意な領域のプロフェッショナルになりたいと思うかもしれないし、エンジニアを束ねるマネージャになりたいと思っているかもしれない。自分の価値観で自分の目標を視覚化したらその目標もリンゴのように小振りだったり大ぶりなリンゴとして見えるに違いありません。


毎日リンゴを食べ続けられるようになった理由
持て余していたころ、リンゴは皮を全部剥いたりそのままだったりで、切り分けたリンゴの大きさは1/8(8分の1)でした。昨冬から食べ続けられているときとは違うんです。今は、16分の1くらいに薄く切ります。場合によっては20分の1くらいにするときもあります。あと、野菜室で冷たく冷やしているんです。



8分の1に切り分けたリンゴと16分の1に切り分けたリンゴ。そして冷えているので口に入れ、舌に載せたときの感覚がかなり違います。先ずひんやりと舌で感じて、じわっと甘みと酸味とほのかな香りがより感じられやすくなったのは、8分の1のときの大きさだと見た目でお腹が一杯になってしまっていたからかもしれません。


目標はゴールはなりたい自分なのだから高くていいんです。でもそれだけだと今とゴールだけでその途中に中間点の目標がありません。今と未来の自分。とっても高い段差。一つのリンゴはまるで未来の成りたい姿。


1つのリンゴをもらっても食べられるかわからないものです。でも16分の1に切り分けたリンゴなら。


なりたい自分という目標にステップを加える
そう、一つのリンゴなら大きな段差があってそれを今の自分の背丈では足が上がらないなら、その段差を小さくしてしまえばいいんです。自分の成長は自分で決めるものです。なら、自分自身がルールでもあるし自分自身がそれを実現するのです。それは自分という主役しかないということなのだから好きに変えたらいいのです。


リンゴだって1つのままなら大きいので齧り付くしかないけれど、切り分ければ食べやすくなります。その切り分け方も4分の1なのか、8分の1なのか、16分の1なのか。成りたい自分の姿は変わらないけれど段差は幾らでも変えられるのです。うちの場合は、持て余していたころは8分の1にして食べていたものが、今では16分の1にリンゴを切り分けて食べているのです。


16分の1に切り分けたリンゴ。確かに8分の1に切り分けるより手間は倍掛かりますがそれでも"リンゴ1つで医者いらず"なら余計にリンゴを剥く手間は固定費としても受けようと判断をします。実際、薄く切ったリンゴは冷たくておいしいのだからっていうこともあるんですが。


小さくステップ化するとうれしいこと
16分の1に切り分けると見た目が薄いし、触感も変わり、不思議と幾らでも食べたいと思うものです。朝食がたとえ和食でも16分の1に切り分けたリンゴなら1つ、2つは食べたいと思うようで、実際うちの子どもは摘まんで口に運んでいるのです。


目標も薄く小さければ、そうした段差ならまだまだ成長の足らないひざ下が短い自分の足でも乗り越えられるものです。


3日続けられれば薄く切ったリンゴは3つ食べたことになるのです。それが1週間なら。



そう7つ食べたことになるのです。それを16日続けたら1つの大きなリンゴになっているんですね。一つ丸々としたリンゴも16分の1に切り分けたリンゴも同じリンゴであるなら、一つの目標もステップに分けた目標も合わせれば同じ目標です。切り分ければ食べられるなら、目標だってステップに切り分ければいい。


そして、うさぎリンゴに飾りを入れるのも毎日続ける大切な約束です。