キミを会議に連れまわす理由


この週末、ほとんど寝たきりで何もできない。うーん、喉が…ね。
喉が痛いと急激に眠くなって、うつらうつらしながら初めて仕事をしたときの、先輩が言っていたことを思い出しまして。

「これからね、お客さんとの会議に全部連れまわすから。」
「仕事を頭から最後まで見て覚えて欲しいんだよ。」
「そうしないと、仕事の部分的なことだけしか見えなくなっちゃうから。全体像を見て仕事をして欲しいんだ。」


大分感傷的ですが風邪で弱っているからかしら。
あれからもう20年超たっているわけで、なんでそんなことを急に思い出したのだろうね。
#分析してみたら、思い当たる節はある。


その先輩とは紆余曲折があって数年で別れてしまったけれど、ワタシは割と工程を通してプロジェクトに入る、若しくは立て直しで参画することが多い気がするのはそういったプロジェクトほど印象に残っているから、かしら。


目の前ではパートタイム、特定の工程だけにアサインされるエンジニアさんを観ていることが少なくないので、とても怖いのですね。


何が怖いのかといえば、単工程しかアサインされないSEさんは、入力された情報から変換する力はあるけれど、情報を集めて考える力がからっきしダメなんだなぁ。機会の問題だと思うんだけど、若いころから訓練されないから30代の相応の、期待する仕事を渡すと期待外れの結果になるんだよねぇ。


先輩に感謝ですねぇ。ワタシは。まぁ、指示されるのも性に合わないですけど。