新入社員のシステムエンジニアさんに情報処理試験の受験をお勧めするわけ


今年も明日に4月1日を向けるに当たり、ネット界隈の先輩方からシステムエンジニアの心得や注意事項などの有難いお言葉でブログが埋め尽くされるんでしょうね。
#これもその類の1つなので同じ穴の狢ではあります。


新入社員のシステムエンジニアのみなさんへは有難いご助言が所狭しと地雷のように敷き詰められ運悪く踏み込んでしまえば絶望や悲観の記事で暗雲たる心持ちになることこの上ないですが、ワタシはちょっと違った観点で1点のご提案を新人のシステムエンジニアのみなさんにお贈りしたい。


ワタシが面談をしてきた学生さんには同じように繰り返してきたことに、

「残念ながらシステムエンジニアを選んだ以上、システムエンジニアを辞めるまで一生勉強をしなければならないがその覚悟があるか。」

と問います。


さて、4月1日からはそれが現実のものとなるのです。履行していただきたくここに申し上げるわけですが、その手始めに次のことの対応をお願いします。


秋の情報処理試験を受け、合格していただきます。
受験科目はお好みで結構です。


たったこれだけ。


さて、情報処理試験を持ち出したのは比較的安価ではあるが身銭を切り、自己学習を行い、目標を達成しなければならない、ということ。


それを日中は仕事をして、一人暮らしなら家事もして。仕事と勉強の二足の草鞋を履く、を実践することが大変であるということお手軽に実感していただけるのではないか、と。


これは最初に戻って、一生勉強することがどれだけ大変かを知るには、自分自身のリソースを使って実験するのが一番だと思ったからなのです。


組織によっては情報処理試験の資格保有が昇格条件になっているところもあるようなので先取りしておくのは良いかもしれませんね。
#悪魔のささやき