検証テーマの設定


とあるプロジェクトでプロジェクトの開始から検証をするのだそうだ。検証をすると言うことは、不確かな状態を明らかにしたいという意志なのだろうから結構なことです。さらに良いことには、プロジェクトの作業として認められてコストの裏付けがあるのだから認知されている作業なのである。フィージビリティスタディだね。


注意しなければならないのは、プロジェクトの正式な作業であるから、アウトプットの定義、進捗状況のトレース、成果の確認をする必要があるということなんだ。


プロジェクトの中で、開発チームが予防阻止的に「ちょっと調べておこう」というのとは違う。だいぶ、違う。こっちは、仮に調べきれなくても開発チームがリスクを負えばいい。


けれども、先のプロジェクトの作業となったらそうはいかない。前者はプロジェクトで認知された作業で、後者はやってもやらなくても開発チームに内包されているリスクをなのだから。


そこを理解した上でどこまでやらないといけないのか考えて計画しなくてはならない。