プロジェクトに新規参入者するメンバの受け入れ −誰が当事者か−

前回のおさらいは プロジェクトに新規参入者するメンバの受け入れ −情報の有形無形を意識する− では、情報を有形無形で分別すると無意識に情報を扱っているため、誰かと共有するときには有形無形に関わらず伝えなければならなくなるが、なにせ無意識に扱っているために抜け漏れが起きやすい、ということでした。


結局どうしたらいいの
「どうしたらいいの」なんて聞かれたら、「どうしたらいいか」と逡巡しはじめたら、原点に戻って何のために今の活動をしているかを確認するのがいいです。


意外と、この「原点に戻る」と言う行動がとれない人が多いです。だから、複雑なまま、こんがらがったまま、無理に解決しようとしたり、ばらそうとして自分自身の思考を絡みまくったスパゲティにしてしまうんです。


じゃあ、この場合はどうするかというと、標題を再確認します。

「プロジェクトに新規参入者するメンバの受け入れ」


でした。前回までプロジェクトへの新規参入者を受け入れるケースで考えられるケースを追ってきました。ポイントを整理しみます。

  • 情報には見える情報と見えない情報がある
  • 情報には条件で較差が生まれる
  • 情報は創出する側が配慮しなければ受け手は全てを手に入れられない


もう一度、標題を見てみましょう。

「プロジェクトに新規参入者するメンバの受け入れ」


この標題からわかることがもう1つあります。それは、受け入れ側として「どうしたらいいか」を考えてる必要がある、ということです。登場人物は、立ち上げ時からのメンバと途中参画するメンバですが、当事者は途中参画者を「受けれいるメンバ」が当事者なのです。


ですから、このテーマは当事者の視点で途中参画者のメンバの「困りそうなこと」を解決する解が必要となるのです。