コミュニケーションを取るのは価値観をあわせるためでしょう?

今朝は神様が降りてこないのでブログを書くキーワードが思いつきません。なんとしたことでしょう、ホント。ちょっと昨晩いい感じで飲んでしまったからでしょうか。


そうそう、ほとんど乗り過ごすことがないのに極まれに乗り過ごしてしまったときに気づくタイミングは大体が次の駅のアナウンスが流れているときなのはなぜなんでしょうねぇ。


そういえば、人が集まるとコミュニケーションを取りはじめるのですが、それはどうしてかというと価値観を相互に共有して相手の思考や行動を知りたいと思うからだと思うんです。そうした思考や行動はそれぞれが持つ価値観を原理とします。


それがプロジェクトなら、プロジェクトの発足の目的を達成する使命があるので有期限の中で目的を達成するために利害関係者、ステークホルダと価値観を合わせようと働きます。それは、プロジェクトの遂行上で作業をする際の対象の品質の定義や作業プロセスの設計に影響するからです。


共通の認識の品質がなかったときに困ることはなんでしょう。開発チームが独りよがりで設定した品質でお客さまは無条件で受けれるのでしょうか。


やはり、思考と行動の原理たる価値観が共有されていないとできあがってしまったdeliverableを見てから価値観をあわせることになるので手戻りが生じてしまいます。これがプロトタイプ手法ならまだしも、ですがそうでなければ手戻りは双方にとってリソースの損失でしかありません。


この価値観を合わせるのはプロジェクトの一番最初が最初で最後の最適な時期といってよいでしょう。間違ってもシステムテストまで持ち越してはいけません。


ときどき、プロジェクトでの価値観をステークホルダと十分あわせることもなく、その理由も忙しいからとやっていないケースを見かけます。そうした場合でもプロジェクトは進みます。ただ、ただ定義されているdeliverableにそって展開されたWBSにそって進められます。そのまま終われればいいのですが、そうでないときコトが起きます。


ただ、ちょっとだけ無理をしてでもプロジェクトの最初に価値観をあわせておけばよかったことが、工程が進捗してしまったゆえに巻き戻すことができないところまで来てしまった開発チームとステークホルダ。


そうならないためにも思考と行動の価値観を合わせましょう。