気になる不確実性の高いタスクがあるなら先行して経験して計画にフィードバックしよう
誰かのブログで見たんですが、ウォーターフォールのプロジェクトマネジメントは予測型プロセスで、不確実性の中で計画し、実行して遅れるのだと。
ものすごく違和感を感じるんだよねぇ。ウォーターフォール押しではないけどね。とても違和感を感じるんだ。
そうそう、プロジェクトでこういうことをやったことはないかしら。
確かに、成果物を作成するためのWBSは作った。そして、想定する工数をメンバにインタビューしたり、マイルストーンを睨みながら作業を組み替えたりしていったんはスケジュールとして作った。
ただ、例の不確実性のあるタスクがある。それが気になって仕方がない。
そういったこと、あったでしょう。そう、やっぱりあるでしょう。
でね、そのときどうしましたか。
その心配の、不確実性のあるタスクをちょっとだけ手につけてみるんです。作ったスケジュールの中で心配になるタスクの日程の見積りの正確性が正しいかどうか、それを把握するために、ね。
だって、やってみないとわからないし、心配になっているタスクは「何か心配になるほど見通せていない何かがある」と認識しているからでしょう。
だから、その見通せていない情況を見通せるだけの情報を得られる活動をしなければならないんですね。わからないんならちょっとわかる程度に手をつけましょう。
それも、一番不安なタスクを最初に、です。
工程の取っ掛かりとか次工程の前で先行してやらないと、その一番不安で不確実性のあるタスクは、後続のスケジュールをなぎ倒していきます。そうならないように、先に不安の芽を摘み取るアクティビティをしましょう、ということです。
さて、これだってウォーターフォールなんですが。