相手から話してもらえるようにネタを振れるようになると異性のお友達が増やせる


最近、隣駅側のパン屋さんに通うようになって、先だって他にお客さんもいないところを見計らってやっとお店の奥さん?と思われる方とおしゃべりなど。このお店はアニメには出ていない(はず)のになぜか聖地巡礼の同人誌に取り上げられていたり、棚にファンの方がグッズを置いているというちょっと経緯が不思議なお店でした。


会計のあと、最近そのアニメのイベントがあってそのあと(たぶん)ファンが来たのではないかと思ってそのイベントを切り口に「イベントのあとはファンの方が来られたのでは」と振ってみると、そのイベント自体に話に乗ってきてくれました。


(イベントが)営業日だったので行きたかったのに行けなかったことと、やっぱりイベントあとにファンの方が賑やかに来てくれたことと。まだまだお若そうなので(たぶんワタシより年下かなー)歓迎しているようにニコニコしながら会話が弾みます。


「ワタシも見に行ったんですよ」と話すとアニメに出てくるリアルゆるキャラを「生で見たかった」と言われたのでスマホを取り出して「これですね」と残念がっているところを追い込んで話をさらに促すと「これ抜け殻でしょ」と。はて、抜け殻とはと思ってこれは「ポーズですよ」と言いながらスワイプして何枚か見せると「前に事故で抜け殻を見られちゃったことがあった」と。なるほど、中の人が入る前の状態なんですね。


そう言えばグッズの「展示物が増えましたよね」と話を広げると先のイベントのあとにファンの方が置いていってくれたとニコニコしながら話し続けるところに「そう言えばこのお店はコミックにもアニメにも出ていないですよね。どういうつながりですか」と核心に触れたら、お店でゆるキャラのパンを作ってアニメに出た「お店に寄贈した」と。そのあと聖地巡礼の同人誌に取り上げられたり、イベントでゆるキャラのクッキーを焼いてみたりといろいろ経緯があって今に至る、と。


同人誌を指して「これワタシも持っているんですよ」と話すとこの奥さん?がチラシを持ってきて「これ作ったんです」と見せてもらったのは住宅展示場のチラシでよく見ると色鉛筆で彩色してある。パッと見ると濃い青色に別の色が混じっているようだったので「これ色鉛筆ですよね。(PCで塗りつぶせないので)塗るの大変ですよね」と振ると「うんうん」と。さらに「ここの青色は混ぜていますよね」の呼び水で「ここだけで30分かかったんです」と嬉しそうにお話しされて。


ここでおばあちゃんがお店に入ってこられたので会話はおしまい。今度は旦那さんと話してみたいなぁ。


で、ここまでが全部前振りなんですが、

・知りたいことは当事者に聞かないとわからない
・ずばり聞いてもいいけれど、話しの流れてあちらこちらと関心を持ったことを振ってみると思いがけないことを知ることができる
・ただ、質問したいことがあれば寄り道をしたあとちゃんと戻ってこないといけない


当たり前のことのように感じると思いますが、もう一つ頭の隅に置きながら会話をしないといけないんですね。それは、

・一方的な質問にならないように、相手から話してもらえるようにネタを振る


です。これができるようになると異性のお友達がたくさん増やせます。