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自分の考えをチームに伝えられなくてモニャらないために

拠点を分散して開発していたプロジェクトがあって、主開発拠点ではいろいろあったようです。あるプロパーのメンバから全プロジェクトメンバ向けにプロジェクト運営についてメールが発信されたことありました。いろいろ溜まっていたんでしょうが、パートナー会社のメンバを含めた宛先だったのでドン引きな雰囲気に。表立っては誰もレスをしていませんでしたが…。

間違いのひとつは、宛先を全員にしてしまったことですね。これでプロパーであっても悩みを相談できないプロジェクトだと印象を持たれてしまっても仕方がないです。運営をしている方としてはちょっと面白くないですよね。直接相談しろよ、って思われても仕方がない。パートナー会社のメンバには相談もできないプロジェクトで大変ですね、と思われて両面からある意味気の毒に思われるわけで。

そのモニャる発生元は何か

そりゃ仕事をしていれば気持ちがモヤモヤとモニャることはあると思うのです。「なんだ、その判断は」とか「合理的でないな」とか「もっと頭を使えよ」とか。あるでしょう、そういうことが。

ワタシだってありますよ。「えっ、そうなったの」って。でもですね、判断するのは責任を負う人です。ワタシが責任を負う範囲では似たようにするわけです。たぶんに判断プロセスというかロジックは違いますけれど。

責任を負う人が、違う判断をしたときにモニャるのは、そこに至るまでに自分の考えと判断して責任を負う人の考えをぶつけて、議論にしていないから起きるのです。決まってから文句を言っても何も始まらない。言うなら先に言わないと。モニャる原因は、議論をするタイミングで意見を言わなかった自分にあるのです。

モニャらないためにできること
モニャるのは、プロセスで後出しをしている自分に対して、と指摘しました。さらにもうひとつあります。それは、責任分界点を理解することです。その判断はどの役割が下すのか、ということです。

誤解をして欲しくないのは、自分が役割でないなら何についてもYESといえと言っているわけではありません。意見を言うタイミングは必ずある存在するのです。そのタイミングで自分の考えを見える形にして選択肢の候補として提示するのです。
入手できる情報はあれこれで、考え方の方針はこんな軸で、で、いろいろ考えたけどこんな案が前提条件や制約条件をクリアするからいいんじゃん、って。

議論できる形にしないと誰にも伝わらない
冒頭のケースは自分の考えていることを自分の中だけで持っていて、それを議論できるような形で見せないから誰にも伝わらないのです。誰にも伝わらないからそれに対してストレスを積み重ねていく。どんどんと自分の中で燃料を焼べてストレスが膨れていくんですね。自分の中でループし始めると制御がきかなくなりますから。あとは爆発するだけです。
子どもじゃないので、そんなことまで誰もケアしてくれません。だって、仕事だからね。家の中での悩みなら家族が察してくれるかもしれませんが。他人にそこまで期待するのは甘えすぎです。

チーム運営のコントロールのために
伝えることは、相手の考えを受け入れる用意があるということでもあります。一方通行ではないですから。あまり好きな言葉ではないけれど、リスペクトするとか尊敬するとか思うなら、いや、自分を対等に扱ってほしいなら、自分の考えを形にして、自分から伝えることです。
ただ、こうした可視化されにくく、チームの雰囲気を壊れると運営上好ましくないので、プロジェクトマネージャやリーダの人は、全員に日頃「仕事」で思っていることを聞く場を設けるのが運営をコントロールするための策として良いと思うのです。
こうした策は局面ごとやイベントの前に設けると良いと思います。