読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

システムエンジニアが転職することについて

偉い人向けに業務報告したいと場をセッティングして、説明した最後には会議の本来の主旨であるリクエストしてみたら、関連する部門の責任者を呼び出してリクエストは多少の揺れはあるだろうけれど、思惑どおりに進みそうというか、ことの成り行きはこのまま任せる他ない状態になったのでその場は解散に。

何事も仕込みをして、味方になってくれそうで権限を持っている人に話をしておくことは自分のやりたいことを実現するためには必要なスキルです。これは、どんな組織でも同じだし、プロジェクトでも顧客を動かすために必要なスキルです。

ところで、タイトルの「システムエンジニアが転職することについて」ですが、その場で会議の議題で話の都合上、元部下の名前を出したら「今月で退社する」とオフレコの情報が飛び出てきて、内心「(そうなんだ、知らなかったな)」と。

元部下ですからね、それと転職なんて相談するくらいなら迷っているわけで、確固たる意思が働いている場合は相談する迷いもないですから、ワタシに相談することもないわけです。まあ、されても自分の価値観で判断したら、と言いますが。

元部下も含め、ワタシは、ワタシの部下である間に部下がずっと同じ部署でいる必要はないと思っているので、仕事の都合、いや、組織の都合で所属が変わったときに行った先で活躍できるようなスキルを身につけさてせておきたいという考えを軸に育成を図っています。

行った先で、元部下が活躍していることを聞けばそれで十分なんですね。少なくとも元部下の評価も得られて期待に応えているわけでもありますから。

そういえば、なぜか、ワタシの部下であるうちは転職をしないんですよ。ところが、移動した後の数年後に何人かが転職しているですねぇ。これ、上司は何をやっているのだろうと思わなくもないです。転職を止めるという意味ではなくて、元部下たちがそれまでと違って転職しようと思うほどの魅力ない仕事をさせていたのかとか、魅力の見つけ方を教えてあげられなかったのか、と。

個人的な事情、例えば実家の家業を継ぐとか、家族の事情だとかであれば口を挟む余地はないけれど、そうでなければ、部下の育成と組織の事業を調整して仕事をアサインすればいいのですよ。それをしてこなかったのだろうなぁ、と。

話を若干戻して、ワタシは部下が他の部署に行っても活躍できるような基礎的なスキルを身につけるように促したり、性格を知ってどこを伸ばそうかを考えてワタシの部下であるうちは長期的なスパンで見るようにしています。

この他の部署には、組織としては面白くないかもしれないけれど、転職しても通用するようなスキルを身につけさせたいと思っています。

これは自分が一時期そう思ってキャリアを考えながら色々やってきた中でできた一つの軸のようなものです。ヘッドハンティングとかも何度かありましたが、ワタシは組織の中で面白い仕事を見つけられているので今に至るのですが、そうでなければ元部下より先に転職していたかもしれません。

そんな転職や仕事に対する軸を持っているので冒頭の「(そうなんだ、知らなかった)」の反応になるのでした。

ぜひ、頑張ってほしい。ワタシの元部下ですからね。