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専門家だからこそ、専門用語は事例を交えて会話する

ここのところ、所謂、役職の上の方を前にして色々とご相談(意味深)をする機会が多いいのです。

ご相談と言ってこちらに悩みがあるわけではありません。ざっくりと言えば、コンサルティングをイメージしていただければよろしいかと思います。

こちらは、先方の会社様にとっては専門家として、且つ、別の位置付けでお会いするのですが色々と内情を伺ってご事情を知るとなると、専門家として、専門的な用語を使ってお話しせざるを得なく、でも、とても専門過ぎて

「実際は理解できているのかしら」

 と思ってしまう表情をされる方が少なくないのです。まあ、

「(何となく言っていることはわかるけど…難しい…)」

と戸惑っているようですから。

事例で話す

そう言った場合に遭遇したらどうするかというと、

「貴社ではない、他社ではこんなことが実際に起きています」

とたとえ話で話すようにしています。

たとえ話をお聞きいただく先方様には、その事例の他社を自社に置き換えていただけるように、

「もし、現状のままであれば他社と同じようなことが将来起きるかもしれない」

 と想像しやすいように、専門用語は排除して、業務の中での出来事を

「実際に起きていることを(他社が特定されないように名前を伏せて)お伝えする」

お話しします。

#補足しておくと、これ、不安を煽って何かを売っているわけではないのでご安心を。

 専門用語を使うに当たって一番気をつけなければいけないこと

お会いする方々は役職も上で、大体が(取)が付いていますので、誤った情報を伝えたり、誤解をされたまま対応をされると、こちらの意図とは違う対応をされることになり、先方様は場合によっては意味のない対応をしかねません。何せ(取)ですから権限もお財布も持っているので。

さらに、こちらの立場としては、お話しして先方にご対応いただいた方が良いと思われるリコメンデーションと違う対応をされると嬉しくないのです。

先方がご対応いただく責任者やご担当であっても、こちらと同じような専門知識を持っているとはまずないので、先方の専門知識の習得レベルと理解度に探りを入れながら先方がサポートしているプロトコルのバージョンを特定し、先方に合わせた「言葉」を使って意思伝達を試みます。

会話の中でテストをする

ただ、先方の方の理解度は外見からは表情とか仕草とか言葉でしかわかりませんから、会話の中で

「次の行動をどうするつもりか」

を尋ねることで理解度をテストするようにしています。まあ、「じゃあどうするつもりなの」と聞くようなものですけど。

ということで、専門家は専門用語を使えばいいんだけれど、

「先方が理解できる工夫はして伝わっていることを確実に確認しようね」

をすればいいんじゃないかな。