納期のある仕事を終わらすためのポイントは時間の枠で仕事をすることです


去年の今頃はほんと、時間がなかったんです。平日の日中は普通に仕事をして、それ以外の早朝、深夜、週末は別のプライベートなプロジェクトをやっていました。その上、地域活動への関与もあったのでマジで「危ないかも」と思った瞬間もありました。


「危ないかも」と思った瞬間もあったんだですが、そう思ってもどうにかやりきったわけで、そのときどうやれば期限のあるような仕事を終わらすことができたのか、複数(仕事もプライベートなプロジェクトも!)やれたのか、それを書いてみようと思います。
#でも1年も前のことだから思い出せるかなー


時間のリソースを意識する
仕事で稼いだお金で暮らすので減らしたり、手を抜くわけにはいきません。手を抜いて仕事にまで支障をきたしたら本末転倒だし、プライベートなプロジェクトの納期を伸ばしたり、中止したりしなければならなくなるかもしれません。


1日24時間、1週間7日が誰もが同じように持っている時間のリソースです。やりたいことはこの時間のリソースの中に組み込まなければなりません。仕事、プライベートなプロジェクト、地域活動の他に、睡眠、食事や日常生活、通勤だってあります。これらを全部、1日24時間1週間7日の中に組み込みます。


ここが1つのポイントです。


納期に間に合わない人は、自分で持っている時間のリソースをどう使っているか知らないのです。頭の中で思いついたものからやってしまう。だから、納期に間に合わなくなります。


時間の枠を分ける
日常生活の中ではあまり自分の時間の使い方を意識しないものです。なので知らなくてもおかしいわけではありません。
ただ、納期のある仕事をやり切りたいのであれば、それに使える時間を枠として確保しなければなりません。自分の時間を図表にしてみましょう。


1年前の1週間の時間の使い方はこんな感じでした。

時間/曜日
0:00〜5:00 睡眠
5:00〜7:00 朝食・支度
7:00〜8:00 プロジェクト 通勤 プロジェクト
8:00〜18:00 仕事 プロジェクト・地域活動(隔週・AM)
18:00〜19:00 プロジェクト 通勤 プロジェクト
19:00〜21:00 夕食・風呂
22:00〜24:00 プロジェクト


実際には、もう少し睡眠時間は少なかったし、通勤時間も違いますし、仕事の退勤時間もバラバラでしたし。とはいえ、大枠ではそれほど違いはありません。


2つ目のポイントは、この時間の枠を分けることです。


平日の仕事に相当する時間帯はプロジェクトや地域活動に、夜の時間もすべてプロジェクトにと今までなんとなく使っていた時間をプロジェクトの時間の枠として置き換えます。


時間の枠の中で必ず成果を出す
さて、自分の時間のリソースから無理やり時間の枠を確保してもアウトプットが作れなければ何もなりません。ですから、時間の枠ごとにアウトプットを定義します。


3つ目のポイントは、この時間の枠の中で必ず成果を出すことです。


はじめはなかなかアウトプットを出せないかもしれませんが、最初は設定したアウトプットの100%にならなくてもいいですから兎に角アウトプットを出し切ることです。今日は30%だったとしても明日は40%にできるようにそれまでに工夫することです。これは時間の枠で最大の成果を出すための工夫を自分でやらないといけないということです。


この時間の枠でアウトプットを出すということは、自分でやり切るという腹を括る覚悟をしなければならないということです。


まとめ
納期のある仕事をするときのポイントは3つです。


・時間のリソースを意識すること
・時間の枠を分けること
・時間の枠の中で必ず成果を出す