システムエンジニアが結果を出すための仕事術


・使用になる前に
システムエンジニアの仕事と言っても様々なのですが、どっちかと言えばゴール設定から自分でやらないといけない仕事の類に効果があると思われます。


・効能
この仕事術は、情報収集、仕事の立て付け、基準設定に効果が期待できます。


・利用方法
情報収集・・・ゴール設定を自らするような仕事の場合、身の回りに過去事例がなかったり、プラクティスのような形式知がないことが多いです。そのような条件下では情報を収集しても欲しい情報を手に入れられる可能性は低いです。なぜなら、ゴール設定をする側の経験値がゼロでどの情報が求めている情報か判断がつかないからです。このような環境下では情報を収集する期間は短期で留め、現状の条件でゴールを仮設定しましょう。


仕事の立て付け・・・ゴールを設定するような仕事では、作業プロセスの雛形が用意されていることありません。そのような場合はどうやって仕事を作っていけばよいのでしょうか。全く同じような仕事はなくても少しは似たような仕事があるものです。誰だって初めての仕事の場合は、それまでに経験してきたやり方の一部を継接ぎするか1ステップずつ試しながら仕事の作らなければ進みません。そこで必要なのは、概念レベルでのゴールまでのストーリーを語ってみることです。その際に注意したいことは、仔細なことに足を踏み入れないことです。具体的には条件文のようなケースを洗い出したりしない。もう1つは実装を考えないことです。そのレベルでいいのかと不安になられるかもしれませんがいいのです。心配せずに。


基準設定・・・ゴール設定をする仕事の場合、進め方も内容についても誰もイメージを持っていません。これは仕事を展開していく中で初めて認識できることを意味しています。このような仕事の進め方では考えの軸を持っていないと仕事を展開して具体的な仕事を進めるときどきでそれぞれの事象に感が方をこちら側が合わせてしまう危険性を持っていることになります。つまり、小さく展開した仕事のアウトプットの品質がバラバラになってしまうということです。そうなってしまうと組み合わせたときにパーツが合いませんからゴールにたどり着けなくなってしまいます。そうならないようにするために考え方の軸を持って決断する際にはそれとあっているか確認する必要が有ります。例えば性悪説で判断する、などです。