自分を変化させるためのお友達の作り方


最近、facebookでお友達になったの人は住んでいるところの市長さんや地元の人で、そうした少し多くなってきたのはそうした人とお友達になっているお友達がいるからですが、こういった地域との関連は地域活動をしていて自分の目が少し住んでいる地域に関心を持っているからなんだろうなぁと思うのです。


地域活動を始める前までというか40代になって増えたお友達はワタシの年齢が高いからもありますがワタシより若いシステムエンジニアの方、それもアジャイルの開発を実践されている方が関心を持っている方が相当占めていました。


ではなぜ40代で、ワタシから見て若いシステムエンジニアの方々とお友達になったかというと、課題解決の糸口をアジャイルに見出したから、です。以前にも書いたような気がしますがウォーターフォールで開発しているのにウォーターフォールの特性を理解したプロジェクトマネジメントができないプロジェクトマネージャがいて、そのプロジェクトをどう立て直したら良いかという課題があったのでした。


課題があれば、ゴールとのギャップを認識してギャップを解決するための策を作り実行するプロセスを踏むと思うのです。しかし、先の課題では管理プロセスのプロジェクトマネジメントとプロジェクトの実行プロセスのシステム開発手法と実際に取っている開発のための手段が不整合をしていることを当事者が気付いていなし、助言をしても一向に軌道修正する気配がないのでした。


当時のワタシには、システム開発手法としての変化が必要でした。そして、現状の課題を解決する手段をプロジェクトチームに落とし込む必要がありました。


執務室で天井を眺めながら世の中には別の開発手法があるのではないかと思い、ネットを漁っていたら引っかかったのがアジャイルであり、スクラムであり、カンバンだったのでした。


でも、ほら、やったことがないわけです。本があったので読んでみたりslideshareなどで関連スライドをみたりして感覚的にはこれならいけそうと感触をつかんだのですが、それは机上の話です。


見通しのないまま、いきなりプロジェクトの運営を無理に変えさせて混乱させては開発スケジュールに影響を与えてしまっては逆効果ですし、プロジェクトのリカバリが大変なのは自分が一番知っているつもりです。いかに導入効果を見切るか。何で確信を得るか。何を知れば腹を括れるか。


それが本から得た知識の実践としての経験談や実践している人たちが今持っている課題を知ることだと思ったのです。


それでその界隈の活動に顔を出し、名刺交換をしてお友達として情報交換をすることにしたのです。


前述の課題のあるプロジェクトの顛末は以前のプログに書かれているのでここでは改めて言及しませんが、結論は導入して正解でした。プロジェクトの課題は1つ解決すれば次の課題が浮上してきますがそれはどのプロジェクトでも同じです。納期までに納めるものを納められたのは課題解決の手段を探し、間接的に情報をもらい、解決できたからです。


振り返れば、社会人になって、それもいい年をしてお友達を作ることは自分を変化させるためなのかもしれません。少なくともワタシにとってはそうでした。


とは言え、変化するきっかけは自分が作らないと変化はできません。変化を自分が思うようにするためにその専門であるお友達の実績や課題を横目で見つつ変化を自分で自分に促すのです。


そして感謝はフィードバックで返しましょう。