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リーダが倒れたときに立て直す方法

「電話ですみません、申し訳ない…」
「どうしたの。何かトラブルでも」
「いま病院から電話してます。入院することになったので…」
「わかった。病院名と病室教えて。お見舞いに行くから」
「それよりプロジェクトの方が…」
「いいよ。やっておく。さしあたり今週の定例でしょ。メンバに聞いてなんとかしておく」
「ほんとスミマセン…」

「Bさん入院したの知っていますか」
「そうなんですか…」
「精密検査しないとわからないらしいです」
「(代打するんだろうなぁ)」
「(偉い人が)お呼びです」
「なんでしょう」
「Bさんの代わり、キミにしか頼めないんだよ」
「(やっぱりそうなりますよねぇ)まぁ、そうですね。やってみます」


だいぶ設定は変えていますが、どちらも実際の話で、実際に代打してまして。つくづく思うのは、仕事の


「経緯がわかる資料は残しておいてね!」


ただ、それだけです。はい。


どうしようもなかったのが、後者のケースですね。ほんと、最終更新の資料しかのこっていない。一緒に動いていた人は、指示され系のオジサンSEで何を聞いても物事をはっきりしない。幸い、会議で承認された資料が残っていたのと情報を整理した最終更新の資料があったのでこそから過去の経緯を壊さない範囲で組み立て直して前に進めるしかないかな、と。


最初にしたこと
後者のケースですが最初にしたことは、最終更新の資料の所在の確認と識別です。聞く相手がオジサンSEしかいないので、心穏やかに尋ねます。

「スケジュール、ほら、直近というか最新のここ数ヶ月のスケジュール作られていませんでしたっけ」
「これかなぁ(モニターに想定の資料を映す)」
「えっと、会議予定を見ると先週の資料にありそうだけど」
「あぁ、それですか。これですか」
「(これですかじゃないだろうに)その資料にスケジュール入っていましたっけ」
「えっと、どこだ…」
「11ページくらいにありませんか」
「あぁ、これですか」
「それ、一番新しいスケジュールと思っていいですか」
「あ、はい」


信じられないと思いますが、事実なのでしょうがない。あなた、その会議出てたでしょ。ほんともう…。

「あと、検討してきた資料って、その資料の中のことが決まっていることとおもっていいですかね」
「そうですね」
「これまで、関係者を集めて会議されてたとおもうんですが、会議の議事録とかメモとかは会議のフォルダに」
「作っていませんよ」
「そうなんですか。じゃあ、常に検討資料に反映されているんですね。ところで、質疑で課題も出てくると思うんですが課題一覧は」
「作っていません」
「そうですか。今日からは『作って』くださいね」


なかなかレベルの高いオジサンSEだなぁ(褒めてない。

「あと直近の作業ってWBSでいいんでしたっけ」
「ちょっとちがっています」
「(WBSって意味が変わったのかな)じゃあ、午前中にいまの作業をざっとエクセルにでも書いてくれませんか。あと、納期と担当も」

「できました」
「ありがとうございます(開いて…えっと、これ、なに?)。あの、この作業名に資料の名前書いてあるじゃないですか。これ、どんな内容なんですか」
「こんな役割の人とかあんな役割の人とかが使いますが」
(以下略


どう立て直すか
この状態でどう立て直すか、と。なかなか難易度の高い話です。はい。まったくもって、おじさんSEの話を信じるわけにはいかないです。再構築するようなイメージを持たざるを得ないですねぇ。とほほ。

  • 会議で承認されている資料を読み理解する
  • 前提・仮説設定・現状のアクティビティの見直し

会議資料は承認されているので、その会議の重さの範疇で意味を持ちます。なのでそこから逸脱するならそれなりに手回しをしておかないといけないので、その情報収集ってとことです。


前提を整理するのは、ワタシに依頼してきた偉い人に後でグダグダ言わせないためにです。それとオジサンSEに対して前から刺す意味合いだけです。


それで前提条件とやるつもりだったことが想定できるのと、なにまで決まっていて、なにをするつもりだったかの仮説を設定します。


さてさて、現状のアクティビティを知るのは、これからなにをするつもりだったかを知るためです。つまり、なにが決まっていないかを知ることができます。


まあ、それもズブズブなわけですが。


だいたい、こんな感じで対応すれば多分、大丈夫。