読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

担当する作業を他人や神様や妖精に都合よく先回りして済ませて欲しいなら

少し前に関わった人が「(ワタシがカウンターで)よかったね」と先方のとある方経由でという間接的感じでお褒めいただきました。こういうの、ホントウかどうかわかりませんが根が単純なので素直にプチ喜びます。


大人になると褒められないのは、担う仕事をやるのが当たり前だと思っているからなんですよねぇ。これできるよね、と頼む側は暗黙で期待しているわけです。


この暗黙の期待というのが曲者です。これ、仕事を頼む側ばかりじゃなくて頼まれる側だって期待はするんですよ。まったく無意識的に。それは以来側に対しても無意識の期待を持ちますし、横にいるチームのメンバに対しても無意識的に暗黙で期待をします。


「(それやってくれるよね)」


働くときは、チームで働くときでも単独で働くときでも必ず依頼する顧客はいますので、一人で仕事をするというシチュエーションはありません。複数の人が働く時点で期待は必ず生じるものです。


期待するということはなにか
暗黙で期待していることとはどのようなことがあるでしょうか。それを上手に自分で理解することはできるのでしょうか。


期待とは自分自身の将来に起きて欲しいことを自分でない、他人や神様や妖精がこちらの都合を汲み取って、しかも、先回りして済ませてしまうことです。


こういう言葉で表現するとなんと虫の良いことを言っているんだ、と思うかもしれませんが、どのような言葉を使って表現しても、他者が自分の都合良いように動いてもらうのですから結局は同じようなものです。


期待を気持ち良くしてもらうように大人語で話すと
期待とは、期待する自分の都合の良いタイミングに他者によりこうあって欲しいことを済ませておくことと書きました。では、それをどうやって貰えばいいでしょうか。単純に命令する方法もありますが、命令はそれ自体が有効な関係でないと効力は期待できません。


冒頭に戻って、ワタシが先方から褒められたのは、実はこちらの期待を形にしたものを共有したからです。具体的には、先方と3週間くらいの短期の共同作業をしなければならなくて、それの段取りや手続きをこちらが期待することをベースにしたものを「こちらから先に」提示をしたのです。


双方大人ですから、「こんなイメージのことをこの流れでやりたいのですが」と具体的なものを示しつつ、期待する締め切りの期日やcriteriaを明示的に表現したものをお互いに共有して期待の実現を図ります。この場合の「図る」は「謀る」の漢字の方が意味合いが近いかもしれません。当てる漢字はどっちも正しいですけど。あーでも騙すつもりではないですよ。


別の言い方をすれば「すり合わせ」と言い方もあります。やっていることは同じです。


こうした期待を明示的にしながらことを進めるやり方は、ロールがあげれば上がるほど、必要な手段です。それは、担当ベースがするような細かな実作業ではなく、全体計画の進め方などの仕事を枠として捉えて全体の方向性を決めるような次元のテーマを取り扱うようになるからです。だから上役は細かいことより概念から説明しろというわけです。


ということで、今日から期待を明示的にして仕事を依頼しましょう。