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SEとしてのキャリアは経験を積み重ねることが目的ではない

面談をしていてスキルで違和感を感じることがあります。そういう場合は、よくよく聞いてみるのです。「何を」ですって。勿論、

「問題解決の手段として使えるスキルのレベルであるかどうか」

です。

スキルのレベル

スキルのレベルには段階があります。ITSSでもいいですが大体こんな感じですね。このレベルの中に越えられない、越えなければならない壁があるわけです。

スキル5 組織内での第一人者。
スキル4 他者を指導できる。レビューアを担える。
スキル3 一人でスキルを使うことができる。上位者のレビューを受ける。他者に教えられる。
スキル2 中程度の技術的な課題を一人で解決できる。上位者の指導、レビューは必要。
スキル1 経験が少ない。上位者の指導が必要。ライブラリ、APIを使ったことがある
スキル0 未経験。

簡単に言えば、スキル1のSEとスキル2のレベルでは全然違う、と言うことです。単なる技術知識の使い方を知っている人は利用者でしかなく、課題を解決できる方法を考えられるSEと同列にしてはいけない、と言うことです。

次のプロジェクトでもPMから指名されるか

簡単に表現すれば、

「経験をすることが目的ではない」

と言うことです。プロジェクトにアサインされることは経験知をえることです。ただ、その経験知は適用技術の使い方ではいくら経験しても全く期待されてる成果には届かないのです。

プロジェクトマネージャがSEを次のプロジェクトでもリピートしたいと思うのはプロジェクトチームとしての課題を解決するスキルを持っているからです。

単なる利用技術では課題解決の方法を他のメンバが考えなければなりません。これでは課題解決方法を考えられるリソースが限定され、場合によっては進捗上のボトルネックになりかねません。

SEとしてどう考えればいいか

チームとしてのスキルセットを担える技術を持っていればいいわけです。それはプロジェクトの課題を解決する技術です。

だから、利用技術だけではスキルレベルが天井にぶつかってしまうし、その先がないわけです。

そのためには一定の努力、つまり難易度の高い課題解決に挑む必要があるし、それを積み重ねないとスキルとしては成熟しないのです。

利用技術のスキルでは課題解決と言う壁を乗り越えるスキルを身につけられないのでその課題解決力を身につけている他者に近づくことさえできません。