エンジニアはじぶんlabを持とう

割とですね、仕事で実験をするタイプなんですね。ずっと前、2000年問題の少し前くらいの仕事ではプログラミングから遠ざかっていて

「このままだとこのプロジェクトにいるうちはコード書く機会なんてないぞ」

と思いついたけれどプログラムのセンスはないこともわかっていて、それでも何かコードを書く機会を、

「(仕事の中で)作れないかな」

と思っていたら、担当していた年度末の作業が電子化することになって、

「これだ」

とPCにperlを入れてちまちまとコードを書きつつ、センスないなーと改めて自分の特性を知る実験をしてました。

何事も、追試験をすることは自分のそのときの力量を知るという意味で大事なのです。

学びの場と機会を作る

こうした仕事の中で、自分にとっての実験をする場を時間と機会を作ることは学びによるフィードバックが大きいのでとても大切です。

学びが大きいと書ききりましたが、それは当然で、自分にとって一番関心のあることに自分のリソースである時間と労力をつぎ込むわけですから、学びとしてのフィードバックが大きのは当たり前です。期待する結果が得られるかどうかは別ですよ。

じぶんlabの目的

 

そういった自分の、自分専用の学びの場と機会を作ることを「じぶんlab」と言います。この、今取ってつけたなようなパターン、考えているようでそれほど考えていませんが、名前付けは大事です、はい。

じぶんlabは、課題解決をブレークスルーするようなケースを自分のことをモルモットにしてやるパターンや効率化の実証実験のさらに前のフィージビリティスタディのようなケースで使うと良いです。

なんというか、闇活動ぽいですが仕事の延長線上でやって、行けると見切れれば周りを巻き込むこともあるわけで、改善活動の前哨戦としてはオススメしたいところです。

じぶんlabを使うために

とは言え、本業のというか本来の仕事があるわけで、思う存分にリソースを突っ込むことはできないところをどうするか、と。

ここは、仕事に対する自分の中での仕事の進め方を自分に対する約束するのが良いかと。絶対じゃないけど、方針としては、

「予定工数の8割で終わららして、残りの2割を改善に回す」

ようにする。2割の最初は今の仕事の効率化にまわし、安定して2割の余裕を作り出せるようにするループを作り、回す。

特に、慣れている仕事はできる限り圧縮して仕事をする。一番の効果は段取りや決め事について当事者でい続けることです。

仕事の進捗のレバーを握っておくこと。これで結果を出すためにできることを最優先に進捗させ、結果を出す。

 

時間の余裕がじぶんlabを続ける物理的要素

なんです。もちろん、当人がじぶんlabをやると行動しなければ何も得られませんけど。それでも、じぶんlabを自分がするための環境を強制的に作ることから始めないと何も進まないので。

人は見た目が10割ですが、形から入るというのも大事です。