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エンジニアの報酬は投資として捉える

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エンジニアも組織の中で働いているなら、報酬は仕事に対する給与の形で示されます。目標管理制度が導入されている組織であれば、前年の目標達成に対する評価の結果が今年1年の月棒なり、年収なりの形で返ってくる仕組みになっているでしょう。

ではエンジニアの報酬は給与だけなのでしょうか。

エンジニアの広い意味での報酬

給与は労働のかなりを占める目的でしょう。さて、他にあるか。こうした質問は社員意識調査など社員の組織での満足度を図るアンケートの中で多岐にわたり並べられる選択肢で表現されているものです。例えば、スキルを発揮できる仕事についているかとか、仕事量の不平感はないかとか、オフィス環境に満足しているか、などです。

では、マネージャが裁量でエンジニアに与えられる報酬とするとどのようなものがあるでしょうか。

マネージャが与えられる報酬の種類

マネージャのロールのポジションにより裁量は広く又は限られますがいくつかあるものです。それを意識することでメンバに対し、様々な働きかけをできるのです。

・期待する業務の成果に対する評価
・技術的なスキル範囲又はレベルの成長に対する評価
・期待する技術習得の機会
・期待するロールに対するアサイメントの機会

これらの報酬は、大別すると実績に対する配当の意味合いとこれからの期待に対する投資の意味合いがあるのがわかるでしょう。

人材開発が投資であると言われる理由

事業で、特にエンジニアはプロジェクトや事業で大きな割合を占めるリソースで、人的リソースとも言われます。

オチは前に出ているのですが、実績に対する配当の意味合いのある給与への反映と将来の事業のために事業の多くのリソースを支える人的リソースであるエンジニアに対して直接、資本を投下する投資の二つがマネージャのできる報酬の使い方です。

人的投資の捉え方を変える

 例えば、エンジニアに対して教育を選抜することはこれからの事業に対して優先的に組織が投資していると見ることができます。

枠があるからただ行かせるのではなく、(例えそうであったとしても)投資として選抜して教育の機会を与えていると明示的にメッセージすることで講座に行くメンバをその気にさせることができます。

 

 

 

経営学習論: 人材育成を科学する

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