会社に依存しない働き方

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出だしの引用は事相を踏まえた例だけれど、東証一部上場企業の業績としてもここ数年稼ぎ頭に復活した事業部門が経営の尻拭いのために売却されるといニュースを横目で見ていると会社に依存した働き方をしているとしたらその梯子を外されたときに他に移ろうと思っても降りる梯子がないという状況になってしまうんだなぁと

#そういえば、系列に知り合いがいたけれど消息はわからない…。

 

所属するご多聞に漏れず組織も何度かの再編があったにも関わらず、ほとんど影響も受けずにこうしていられるのは、一つは最初から傍流というか圏外にいたので面倒なことにもそうでないことにも巻き込まれなかったというのがあるかもしれないのですが。

 

そうしたところにいたお陰で組織の仕組みも評価もどうしたら良いか、会社に依存しない働き方をすることで依存していたら経験することができなかったことを得られたことはとてもよかったのではないか(まだ終わっていないけど)と思うのです。

 

社内でベンチマークしない

これは人事評価の基本的な考え方だと個人的には思っているのですが、社内の評価制度で自分の売りであるスキルをベンチマークしないほうがいいということです。

じゃあ、社内の評価制度を無視していいのかといえばそうじゃない。あれは複数年掛けてやっつけるクエストです。ゲームでしかない。社内の中での職業を選び、ステージ(職位)を設定して攻略していくものです。

自分が持っている対価を得て売る技術は対外的な市場で売ったらどのくらいの価値を持っているかを知ることに意味があるのです。

世の中の技術は次々と遷移してくのでそうした移り変わりする中で普遍的な技量や時代に求められるツールの応用技術を更新することが自分の売るものを確保するわけです。

社外でネットワークを作る

過去の経験から言えば、転職するなら口コミです。これが条件がいい。なぜなら、口コミで紹介する知り合いの信用が含まれているから。

びっくりするくらいのところからオファーがあったですもの。

これも社外向けで露出する機会をあったこととビジネス上のお付き合いでリーダ役として見られていたからではないかと思うのです。そのくらいしかオファーが来たなんて思いつかないので。

ネットワークを作ろうと思って行動するより、お互いに情報交換ができるくらいお互いに時間を割くことに価値を提供できるかがポイントかなぁと。

今はカンファレンスなど若くても露出できる機会が多いいのでネットワークは作りやすいと思います。30年前は…ねえという感じでしたから。

自分を企画して売る

会社に依存している働き方をしていると○○社の誰某になるわけです。その会社名を外したときに売れる価値が自分自身にあるかどうかを自分自身が知らないと商売自体ができないわけです。

やはりそのためには自分が何者であるかを知らなければならないし、何をそれこそ売りにして買ってもらうか、それも高く買ってもらないといけない訳でそういう価格設定できる技量を身につけなければならないのです。

言い換えれば自分の売るものを企画して実装して実績というポートフォリオを作るということです。

転職しようといことではない

勘違いしないで欲しいのは、過去に書いて来たけれど転職を進めている訳ではないということ。ただ、会社なんていつどうなってしまうかわからないんだから、アホな経営者に巻き込まれないようにいつでもどこにでも行けるようにしておこうということです。