ありがちな受講レポートがつまらないをリモート&モブ&シェアで面白く+理解度も深まるかもしれない実験

チームのメンバには業務上必要だと思ったら外部のセミナーや勉強会に行ってらっしゃい、と言っています。ただ言っておいでばかりじゃなくて、目標管理の目標設定時点で、今年の業務目標を達成するために伸ばさないと実現できないスキルやスキルレベルを上げるためのOJTとOFFJTのうち、OFFJTでやる方の設定でどのような活動の場でやるのかを具体的に設定してもらっているので、まあ、そういう意味だと実行フェーズを促しているのが冒頭のところな訳です。はい。

受講レポートあるある

 OFFJTとして外部に出かけてきたら、情報共有の意味合いで受講レポートを組織内のサイトに書き込んでもらっているのですが受講のあとで作るからか、みなさんが真面目だからから、読んでいてると感想文なのですよね。

確かにお仕事の報告書の一つなんですけど。

読んでも、お・も・し・ろ・く・な・い。

 開催要領的な情報と聴講の場合だと概要と感想だけ。

いやね、そうなんだけど、何が学べたのか、受講前の期待と受講後の結果とか知りたいじゃないですか。スピーカーなりワークショップなりの内容に依存するので受講したから必ず成果が得られるかといえば、そんなことはないのはわかっています。

ただ、実際行ってきて何か1つでもゲットできた学びなり、アンチでもいいけどこれは地雷だよとか共有してほしいわけです。

そのほうがリアルだし実際に役にたつかもしれないので。

知りたいこと

 それで一番知りたいのは何を理解したか、です。

1日なり、半日なりの時間を使って行っているのですからためになったかどうかは棚に上げて目的があって行っているのですから、何か聞いたことを理解して自分の知識と照合してどう思ったか、どう理解したか、疑問は何かあったか、それを質問したか、と考えたことを共有してもらった方が嬉しい、と。

実験

 じゃあ、どうしたらおもしい受講レポートになるかということを考えたんです、というか思いつき。

こういったことは机上で考えるよりやってみてどうだったかを知ることに価値があります。

で、どうするか。

チャットツールで受講を実況中継すればいいのでは、と。講演を聞くという受け身から、半分はチャットに向かって能動的にアウトプットするということをするので断然気持ちが変わってくるんじゃないかな。

それに、資料なりスライドなりトークへ集中して聞かないとチャットに書き込めないし、聞いていることを理解できないとそれを聞いて自分の頭で再度言語化し直して書き込めないし。

それでどう理解したかがみている方はライブ感を持ってみれるし、受講者が書き込みとリプライが期待できるのでいいのではないかと。

注意事項としては、使うカメラアプリは静音仕様を使いましょう。これは守らないとね。

実験してみた

メンバにやってごらんといってもなんとなく要領を得ないだろうと思って自分からやってみました。なんでも自分でやる方が学びが深いので。

雰囲気だけを感じてもらえればとチャットの画面を貼っておきます。

青い吹き出しは聴講中のつぶやきです。グレーぽいのは資料の写真です。間にセミナーのオフサイトにいるメンバが共有された資料を見ながらあれこれ青の吹き出しに対してツッコミが入ってきます。

 

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これはいいのでは。シェアするメンバがどれだけ受講したセミナーの内容に関心を持っているとか、知識を持っているとかにかなり依存するけれど、あれはどう、これはどうとツッコミが入ると1人で聞いて理解しているときでは気づかなかったことに気づけるんですよ。

で、あ、質問してみよう、とか。質問しようと思っていたことが理解できた、とか。この実験したセミナーの内容については後者が多かったですね。

あと、多分講演者的にも良いのだろうと思うのは、理解度が深まりますね。資料のここってちょっと理解していることと違うんだけどさぁ、とシェアするとああだ、こうだとリプが返ってきて、進んでいる聴講内容の説明と合わせるとなるほど、と理解が追いついたりするので、中途半端な理解が理解しきれるんですよ。

これ、いいですね。

課題

資料が先に配布されないとスライドの写真を撮るかということになりますね。

もちろん、カメラアプリは静音でないとNGですよ。

メンバが同じことをやったときにどうなるか。チャットツールを使いつつ聞きたいことを聞き切れるかとか。個人差はあるので。

あと写真NGのときはテキストオンリーになるけど、それはチャットなのでそれほど影響ないかな。影が写り込んだのでfoodieで撮って見たけどまあまあだしinsta映えするしw

 

 

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