失われるエンジニアとしての読書力

本を買うことも好きだし、読むことも好きである。だからついつい積ん読も増える。積ん読にする本は、自分の興味で買ったり、facebookのお友達の読んでいる本のタイトルに惹かれて手に入れる2パターンがある。

以前は、購入履歴になるのでamazonで買っていたが、紀伊国屋書店で買った履歴を(ポイントカードを登録しておけば)Webで調べられるので店頭で実物をみて買っている。

そういえばすっかり技術書かテーマの都合で参考図書を必要として買う以外、つまり、ラノベとか小説を読む機会が減った。

読書に割く時間も以前に比べて減ったと思うし、何より本を読む読書力が枯渇してしまったのではないかとしか考えられないくらい、本が読めない。

体感をグラフにするとこんな感じである。縦軸は読書力で横軸は年齢である。

f:id:fumisan:20181111091859p:plain

 

『うそ〜!』と思うかもしれないが50代の読書力はマジでこんな体感なのである。年代を上がるたびにガクッと落ちていることに気づく。年代での読書力はじわじわと落ちているがそれには気づかない。で、大台に乗るたびに膝から崩れるような読書力を失っていることに衝撃を受ける。

とはいえそうした状況を受け入れるわけにはいかない。いかないのでどうしているかというと、アウトプット駆動型の読書をサイクリックに挟むことで強制的に読書をさせるを得ない環境を自ら作る。

要は、退路を自分で塞いでいるだけなのであるが。

これでシーズン毎に何冊かを読まなければならず、自然と駆け足読やつまみ読(部分的なつまみ食い読書)ができて、本の消費が増えるという手法である。

こうでもしないと、インプットが枯渇し、古い形式知と目新しくもない経験知だけのゴミのようなおじさんエンジニアになってしまう。それを防止するには無理やり駆動を掛けないとどうしようもないのである。

というわけで今もまた本を読むのである。

 

あ、パターンて面白いね。

 

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン