業績評価の伝え方

業績評価の伝え方は、色々と考えることがある。色々を書き出すとこれだけある。

  1. 担当するプロジェクトでの貢献に感謝を伝えたい
  2. 業務に対する自己評価を聞きたい
  3. 業務で評価している活動を具体的に褒めたい
  4. 自己研鑽(研修受講を含む)での取り組みを褒めたい
  5. 後進育成で後進の成長をアシストしたことを褒めたい
  6. 個々のテーマで設定されていた目標で伸ばし欲しい課題を伝えたい
  7. 自己研鑽で取り組んだコンピテンシの実践的活用を促したい
  8. 対外的な活動へ取り組むことを促したい
  9. 自分のキャリアを踏み込んで考え、次に繋げて欲しい

業績評定を伝える時間は限られる。だいたい30分くらいが多い。1時間は長すぎる。1時間取るくらいなら、1on1や日頃の面談の時間をとり、こまめに課題をフィードバックして、軌道修正させておく方がマネージャとして懸命だと思う。

業績評価を伝えるタイミングであるが、冒頭の1番目の前か、5番目の褒めた最後か、9番目の後が考えられる。業績評価を伝えてしまうと頭の中がそれで埋め尽くされてしまうので、タイミングを選んだ方が良い。

業績評価を伝えるポイントは、2番目の自己評価をさせるところである。目標管理制度であれば、自己申告(評価)をしてアピールさせる仕組みになっていると思う。これは先にしっかり読み込み、評価に繋げるが、業績評価自体は、組織の中での相対評価になるのが基本であるから、業績評価と言いながら、1年間の業務に対する貢献度の評価と部下のコンピテンシ(スキル)の伸長に対する同意の2つの面があることを分けて、行わなければならない。

自己評価は、得てしてこちら側の評価と同じか、甘めに評価していることが多い。これは1年間の業務に対する自己評価であるからそれを認めて欲しいという現れであるし、それ自体は否定しない。誰でも1年間労働したのだから評価して欲しいと思って当然である。

ただ、業績評価であるから事業への貢献が測られるのである。それを踏まえ、所属する組織の中でランキングされることも話した方がよい。

部下にここの仕組みを話せば理解はするが、各人の業績とは結びつけてまでは考えない。なぜなら、自己を評価して欲しいからだ。この心情を理解した上で、伝えなければならない。

 マネージャとしては、相当のやらかしがなければ全員評価したいところだが、世の中の仕組みはそうなっていない。優劣をつけなければならない。その意味合いでは、マネージャ自身が組織の中で部下の評価を確保しなければならないのは当然のことである。

こうしたことを背景に業績評価を伝えるのであるから、感謝と冷静に課題を共有することにフォーカスして伝えるのである。

次に繋がるように。

 

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