すごいスクラムマスターやプロジェクトマネージャやマネージャもたくさん失敗している
すごいスクラムマスターやプロジェクトマネージャもたくさん失敗している。
実物蓋もないが、そのままである。
主宰しているコミュニティ(立ち上げてからどのような関係性かを説明するときに、戸惑いつつ、モニョりながらコミュニティを使ってきたが、最近『ユニットでは』と思い当たってスッキリしている)のメンバはSMやPMやマネージャ揃いである。各方面でそれぞれ有名であり、もちろん実力もある(実際、一緒に仕事はしていないがユニット活動の中での言動、活動でのパフォーマンスを知っている限り感心せざるを得ない)。
会合の合間やそのあとの流れて食事の際に、その時々に話しているテーマに関連した失敗談を話し出す。苦労して大変だったとかではなく、さらっと失敗談を話しつつ、そこからの学びについて教えてくれる。
それぞれが失敗を話すが共通していることは、失敗を悔やむことや自己否定や他人を批判することは一度も聞いたことがない。
一度も。
リアルタイムで失敗中なら、『このような状況にいたら、あなたならどうするか』というような感じで自分からヒントを掴もうとする。
そうした問いかけに、周りは決して『こうしなさい』とか『それじゃダメだ』なんて言わない。
エンジニアのキャリアが、10年、20年、30年の経験者でもこうなのだから、新卒でエンジニアになったばかりの新人は失敗しかしないのでは、と思ってしまう。
すごいSMやPMやMgrがまだまだ失敗していても、知恵を借りながら自分の頭を使って解決しようとしているところは、いつも眺めているとすごいな、と正直思うし尊敬する。
失敗のままで終わらせないというのは、すごいエンジニアになる1つの才能なのかもしれない。