やりたがりエンジニアのタスクは終わらない

カンバンを見ているとせっかく減らした付箋紙が次第に増えていく。原因は、朝会でリーダのエンジニアが思い出しては付箋を書いて貼っていくからだ。

そうして増えた付箋は滞留する。

Work in progressに入っているのに。

思い出して付箋を書くのは良い。だが、そこはリーダのメモを貼る場所ではない。on goingなタスクの場所である。

ということで、Work in progressの列の幅を狭めるのが良いだろう。work in progressの幅は1段で、そこには付箋紙は2つしか貼れない。2段なら4つ。

やりたがりなリーダのエンジニアは、責任感が強い。

だから、あれこれと要望が入ってくると受けてしまう。仕事の性質上、それは構わない。そういう仕事であるのが他の開発とはちょっと違う。

それを踏まえて。

とはいえ、多い要望がさらに増えればバックログは溢れる。それに、要望は後から上がってきたとしても、お急ぎ度合いはバラバラだ。

それを忘れないように付箋に書いておくのは良い。

ただし、自分たちのキャパシティを自覚すべきである。

いくらWork in progressに付箋紙を貼っても、やるリソースはチームのメンバ以上には仕掛かれない。

ということで、列の幅を物理的に狭めよう、ということである。

次をやりたければ、on goingな付箋を終わらせるか、引っ込めるかの判断をしなくてはならない。

さてはて、うまくいくかな。