小さい失敗と計測すること
イタリアンでアラカルトのサラダを摘みながら、アーキテクトの話を聞いていると知らないことが世の中にたくさんあることに気づけてよかったな、と思う。
だから、多少の知見なり実践知のないところでは素人だし、専門外のところをやっているエンジニアはすごいなと思う。
この年齢になっても相変わらず間違いが勘違いや失敗をする。ただ、大きく失敗はしないようになった。
失敗は小さく。
リカバリができるサイズで。
アーキテクトの言うには、若いエンジニアで失敗をしたくないです、と言うエンジニアと、僕は完璧ですと言うエンジニアがいるのだそうだ。
なんだかな、と思わなくもないが、どちらにしろ、ご苦労様です。
成功したプラクティスは再現も再構成もできないが、計測されている小さな失敗は回避できる。
だから計測をしなければならない。
計測をして、リソースの許す限りの中で、もっともまともなものから所産を選択するのである。