「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」の感想

マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
これ、良いです。どう良いかは...
この本を買ったのは、2007年8月19日にポチってた。
3分の2くらいまで読んで、残りは会社で読もうと思って積んでおいたら何となく今日までかかった。
#やっぱり、家のリビングのテーブルか通勤の鞄に入れておかないと読まんな〜。
読み終わるまでの間、社外セミナーでしゃべる人をやったりして、
特に、3月のセミナーではかなりこの本の助言を活用できたな〜と。

活用できた助言は、プレゼン資料を作り込むより実際のプレゼンの方で、
例えば、
 第3章 「01優れたプレゼンターは自信、確信、熱意を持っている」とか、
      「04実施の技術を駆使する」の
       深呼吸やアイコンタクトを確立するやスクリーンの脇に立って話すとか、
       不用意にポインタを使わないとか
あたりが読んでためになったなぁ、と。
「01優れたプレゼンターは...」は、プレゼンではなくても、ほら、自信が無いと声が小さくなったり、挙動不審になったりするでしょう。あれが無い訳で、聞き手から見たら安心して聴ける訳です。もし、自分が聴く立場だったらどう?自信の無いプレゼンターのプレゼンなんてうれしく無いでしょう?
で「04実施の...」では、特に「深呼吸」や「アイコンタクト」は、プレゼンの「間」を作ることが意識して、作れるようになったこと。これは大きい。アイコンタクトを取りながら、ゆっくり話して、会話の間を自分の思うとおりにコントロールをできるようになった。そして自信を持っているプレゼンターが、そう話している場面を想像してみたらどう?良い感じのプレゼンになっていると思いませんか。間を取りながら進めるので、決して押し付けで無いプレゼンです。

技術といえば、パワーポイントの白全画面、黒全画面にしたり。
あと、スクリーンの脇に立てないときに、マウスのポインタは使わないでサインペンを使ったりも。でもこれ、いっぱい書いてしまうと、元のパワポが見えなくなってしまうので注意が必要です。それなら、ホワイトボードを使うほうがはるかに優れています。

あと、今日読んだところでは、
      「06質問に答えることに慣れる」の、
       聴き手の質問に応える、今応えられないことは、宿題と明示して約束する。昨年末のプレゼンで、これ、実際にやりました。もちろん、後日回答。

というわけで、これはお勧めの本。