積まれすぎた仕事の消化の仕方

仕事って、減らないですね。
一向に減らない。
一旦、スタックされた仕事が減ったように思っても、減った仕事が実は続いていたり。
一息つければいいけど、息をつく暇もない、という感じに。

改めて積まれた仕事を一歩下がって、これ、他の人の仕事じゃん、と思って眺めてみよう。
そう、あくまでも、他の人の仕事だと思って。

自分の仕事を主観的に考えるときの心情と他の人の仕事を客観的に観たり考えたりするときの心情って、同じ仕事だとしても全く違うんだよね。
他の人の仕事の方が冷めた目で見れるという、この絶対的な事実があって。

自分の仕事が積まれて、−もしかして自分で積んでいるかもしれないけど今はそれは棚に上げて−、心情的にアップアップしてしまうのは、視野が狭くなって足元しか見えなくなっているから。
息がかかるほど仕事に寄って迫ること必要はないんだから。
一歩離れて全体を眺めてみよう。

さて、どう整理しようか。
何からやるか、と言われたら仕事を並べて優先順位をつけてしまう。
こんな風に。

期限の近いもの
今すぐ手を付けないとリカバリできなくなるもの
忙しい人の時間を押さえる必要のあるもの

やらなくちゃいけないのは変わらないけど、今日、明日のものは片付けてしまおう。
ただし、今やらないとリカバリできなくなるもの、たとえば、トラブルとかあるなら、こっちの方が優先だ。
期限なんて、仕事の半分は相談すれば融通の利くものだから。
忘れていけないのは、忙しい人が絡むような仕事なら、先にその人を押さえておかないと実際手を付けるときに、その人が居なくて往生してしまうから気を付けよう。

この優先順位をつけるためには、仕事一つひとつ、ざっくりでもめぼしを付けられるようにね。
めぼしがつけられるから、判断基準で判断できるわけでもあるので。

めぼしを付けて、先々が見通せて、手前と先の手筈が整ったら、あとは片付けよう。
まぁ、ウンザリするだろうけどさ、自分の裁量で決められるという自由があるうちにね。
人に自分の行動をすべて決められて、コントロールされるよりいいだろう？
そう考えたら、もっと思うだろう。

積まれた仕事に踏みつぶされないように、諦めないで、自分で決めて、片付けようって。