そのキャリアパスは、役に立てるか
仕事でやりたいことがある
仕事に就いて経験を積むと、この先自分のキャリアパスをどう選択しようかと考えるときが何度か訪れる。
自分の経験を振り返ると、3年のスパンで自分の経験を振り返り、これから先の自分の身の振り方を考えてきた。
身の振り方を考えるといっても、都度、それほど深刻でもなかったときもあるし、かなり深刻に考えたときもあった。
それまでの経験を糧に自分の生きる道を考える。
その先の5年、10年と今の組織でやっていける見込みが立つのか、それとも仕事にあぶれてしまわないか、のように。
仕事にあぶれてしまうことを考えたとき、無意識に、いくつかのケースを考えた。
例えば、経験してきた技術が新しい技術にシフトすることもあるだろうし、自分自身のコンピテンシの価値が経験やコストから見合わなくなってしまうようなケースもあるなど、最悪のケースも想定してみた。
10も20も考えたわけではないけれど、最悪のケースを考えておくことは、それが起きたときにフリーズしないために必要なことだ。
自己を再評価し、起きうるリスクも考慮して、あたらなキャリアを目指し、たった今、そのキャリア上にはいなくてもその目指すキャリアを頭の中で意識しながら経験を積もうと心に決めた。
それは価値があるか
組織の中で、自分が心に決めたことが求められるのか、組織目標との整合性も考慮する必要があることを忘れてはいけないが、組織の目標なんて、いつでも変わっていくものだと、理解しておかないといけない。
組織目標なんて金科玉条ではないのだから、それを固定してしまうと、それが変化したときに身動きが取れなくなってしまうから。
少なくとも、自分自身が定年退職するまで一つの組織にいれるなんて、思わないことも忘れてはならない。
自分が居たくても、いらない、といわれてしまったらどうしようもない。
そんな風になるより、居て欲しいと思われるような存在価値を認めてもらえる“自分の価値”を作り上げることが大事なことだと思う。
例えて考えるなら、今居る組織、会社から他の組織、他の会社に移って採用され、仕事に就くことができるかを考えればよい。
誰でもできる仕事なら、“貴方である必要はない”のだから。
役に立てるか
自分に支払われるコスト以上の“価値”を生み出すことを意識する。
だれでも出来ることは、わたしである必要がないのだから。
自分が居る組織において役に立つことが出来るか、ということを考えよう。
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