成長する自分

「今年、どんな挑戦して経験を得て、コンピテンシを伸ばしたい?」
「△△を伸ばしたいけれど、好きじゃなくて」
「ワタシ、○○を伸ばさないといけないのはわかっているんだけど...」


自分の不得手は知っている
仕事をしているメンバと年間目標を設定するときに、今年の目標を設定するときに担当する業務から得られる経験を得て、自分のコンピテンシを延ばすかヒヤリングする。
組織が求めるキャリアパス、人物像は、提示されているから、それをベースに“本人がどの方向に進むために、どのように成長したいか”を聴く。
メンバは、それぞれ自分の得意、不得意なコンピテンシを知っている。
自分の目標像がもっている。
自分のコンピテンシを伸ばすスタート地点には立っているのだが。


得意なスキルを伸ばすのか、不得手なスキルを伸ばすのか
自分が今年、自分自身を育成したいと思うなら、目標とするイメージ像は欠かすことが出来ないし、自分の強み、弱みを知らなければ強化したいと思っても的外れになってしまう。

人は、他人の評価になると極めて辛い点をつけ、自分自身のことになるとウンザリしてしまうほど甘く点をつけてしまう。
そんなこと、ないよと思うかもしれないけれど、人差し指を自分に向けてよくよく問いただして欲しい。
自分の自分自身への評価は大概甘い。

自分の評価を甘くすることは、すべて悪ではなくて、自分が何かあったときに逃げられる退路を残しておくためには必要だと思う。
ただ、“他の人と共有するようなこと”については、辛めに評価をする習慣をつけておくほうが良い。
余りにも甘い自己評価をする人は、信頼されないからだ。

ならば、得手、不得手がわかっているとき、どちらを優先したほうがよいのだろうか。


どちらを選択すればよいか迷ったら
自分の目標を設定するときに、得手、不得手どちらを選択したらよいのだろうか。
それは、ロールで考えて優先順位をつけるのだ。
ロールとは、今年、自分が担当する業務での役割と考えればよい。
担当者なら、その担当業務に精通することが求められる。
担当業務が好きなら、仕事も上手くできているだろうから、得手になる。
ならば、深堀して専門性を高めよう。
もちろん、担当業務を支える基礎的なコンピテンシの育成を忘れないようにしなければならない。

問題はこちらの方が大きいウエイトを占めるかもしれない。
仕事に対する意欲、コミュニケーション、文章作成力など、仕事をする上で欠かすことが出来ないコンピテンシだからだ。
この領域に不得手があると自覚があるなら、何とかしないといけない。
“担当する仕事はできる、でも、社会人としての基本が出来ていない”となってしまうからだ。


どのくらい目標を立てる?
得手、不得手の目標は、いくつくらい設定したらよいだろうか。
いくつものコンピテンシを伸ばしたいと思っても、多すぎては疲れてしまって計画倒れになってしまう。
得手、不得手それぞれ2-3つくらいが良いだろう。
欲張らず、成長を実感できるように目標とする数を絞る。
それぞれ、今年の期末のときに何ができるようになればいよいか具体的にイメージしよう。
月に1回でいいから、今どのような状態かアセスしてみよう。
そして、アセスする度に、期末に成長した自分を実感しよう。




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読んでる。
そういった話か〜。

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