ほとんどの失敗は自滅

waterfallとagiliで開発プロセスは違うか
waterfallにしろagiliにしろ、開発プロセスはきちんと決めてプロジェクトを推進するものだ。
それは、計画とおりに予定したアウトプットを出したいからだ。
それでも多くの作業は計画とおりにならなくて、随時計画を修正しながら進めることになる。
agiliを都合よく理解している人は、多分、放置しても勝手にagiliが解決してくれると思っているに違いない。
実際、waterfallで上手く回せない人がやっているのは“カーボーイコーティング”だし、それは“開発プロセス”とか呼べるものではない。
agiliは無秩序ではなくて、どちらかというとwaterfallより厳格な“開発プロセス”を適用し、運営を自立することを要求する。
その観点から言えば、waterfallとagiliには差異があり、agiliが要求する事項の方が要求レベルが高い。


守らない人は守らない
開発プロセス”は、プロジェクトを進める上での約束事であって、その狙いはwaterfallでもagiliでも同じだ。
なので、プロジェクトごとに採用する“開発プロセス”は、ミスマッチでなければその“開発プロセス”を運用する中の人(=プロジェクトメンバ)の何かに問題がある。
いろいろな問題が色々なプロジェクトで起きているだろうが、それは、waterfallでもagiliでも現実的に起きていることは、同じような人が関わっている限りそう変わらないだろう。

例えば、こんなことが日常のように起きている。

  1. プロジェクトの狙いに関心を寄せない
  2. 意欲がない
  3. フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが不足している
  4. リスクに対する配慮がない


“自滅”を防ぐために
端的に言えば、これらの失敗は“失敗するために失敗の準備をしている”に過ぎない。
言い換えれば、“ほとんどの失敗は自滅”しているのだ。
これは、プロジェクトメンバだけではなく、プロジェクトマネージャだって無作為のために起こすことだってある。
メンバの失敗や失敗の予兆は、プロジェクトマネージャが、プロジェクトマネージャの失敗の予兆はラインマネージャが、とオペレーションが間違っていても安全サイドに働くように人的補完を組織的にしておくほかない。


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読み終わった。
珍しく、登場人物(入須)の狙いが先読み出来てしまった。

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今日は鞄の肥やしだ...。

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iTunesLantisとか買えないよね、今。
一体どういったことなのさ。

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