知識、それを生かすために詰め込もう

昔に比べたら、みんな学ぶ意欲が高いよね
ホント、自分が大学生や会社に入った頃より、今の若い人の方が学ぶ意欲が高いと思う。
実際、就活の学生や新入社員と会話してみても、自分より勉強しているし苦労もしている。
バブル時代と不況な氷河期と比べること自体、もう世界観が違っていて比較にならないのかもしれない。
技術的にも25年前にはほとんど存在していなかったインターネットがたった“25年”でコモディティ化してしまったことで、小学生でも生まれたら目の前にある“テレビと同じような存在”の情報メディアに侵略されてしまっている。
そのような環境の中で感性の高い時期を過ごせば、自然と情報技術がある程度は身につけることが出来ているのだろう。
情報技術のベースがあって、さらに日本の社会環境としてプレッシャをことあるごとにストレス発散のように若者にぶつける風潮が自己防衛をするように若者に学ばせているのではないか、とも思う。


効率的に学びたい
そのような脅迫めいた社会環境に踊らされながら、情報技術の上で溢れるように流される海千山千の情報の中から自分が欲しい情報にたどり着くことは社会経験の中から学び積み上げる“自分のフィルタ”を涵養するには時間が足らない。
一方、社会のプレッシャは日増しに圧力が増すから、個々の内面に自らもプレッシャを重ね酸欠状態になっていると思うと不憫でならない。
そのような環境におかれた若者達は、それでも若さと人生で一番可分できる時間があるのにさえ、フィルタを持たないことゆえ、“効率的に学びたい”と願う。
それで、纏めサイトlifehackのようなサイトが重宝がられるのだろう。


引き出しとかいつか役に立つからとか
アジャイルスクラムマスタをすることになって、予備知識を得るために本を読んだり、インターネットサイトでキーワードや概念を調べたりする機会があった。
マインドマップツールを使って、情報を整理していくと、何かモヤモヤが次第に積みあがってくる。
あとから自分自身で“そうだったのか”と思いついたことは、これまで学んだ知識や試行錯誤した経験の上に、新たな知識を混ぜることで頭の中で化学反応していたのではないだろうか、ということだ。
表現を変えると、先に学んだ知識は試行錯誤した経験によって“教養”になっていただろう。

マインドマップツールで整理していてモヤモヤしていたことが、数日後、ふっと腹に落ちた。
ちょうど、その“教養”に新たな“知識”が混ざることで、今までの“教養”に新しい部品がぶつかり合い、思いもよらない組み合わせになったのだろう。
“そういうことかー”って。


なぜ知識を溜め込んだ方が良いのか
こんな経験をいくつもしていると、効率的に学びたいこともあるだろうけれど、とりあえず、頭の中でも、腹の中でもいいから一つひとつの知識を詰め込んでおくようにしたほうが良い。
それは、何時使われるかはわからないけれど、詰め込んでおけば、どこかで思い出すことができるのだから。
詰め込んでいなければ、思い出すことも出来ないし、それが必要になった時点ではじめては間に合わないことだってあるのだから。

知識は、それを基として生かすためにある。
知識を溜め込んでおかなければ、基として生かすことが出来ないのだから。


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読み終わった。
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で次の3巻を鞄に入れたつもりが4巻だった...。
今日は鞄の肥やしだ...。

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