諦めてもいけないが、ぬか喜びもいけない


部活動の大会を観に行った。3年生は、今日の試合を勝たなければ引退なのである。今年の春に比べたら、今のチームは見違えるように成長した。春に観に行ったときは、こんなレベルなんだ、と思った。それがあっという間にレベルが上がった。ゲームになっている。ドキドキさせられる。その、ドキドキともこれで終わりだ。

諦めるな
途中から観戦することになったが、どうやら分が悪い。先制してても、追いつかれ、離されてしまう。そしてまた少し追いつく。そんな焦れそうになる展開だ。素人目に、点差が5点開くと観ている方は内心諦めそうになる。5点をひっくり返すのは、今のチームでは難しいだろう。詰めが甘いのだ。追いついて、そこで安心してしまっているのではないだろうか、さらに点を重ねることを貪欲に、チーム全員がかなえようとしているだろうか、と。追いつき、追いつかれ、離される、それを繰り返す。そしてまた5点差がついた。もう、相手は数点で勝てるところまできた。
そんな状況でもチームはまだ諦めていないかった。ジリジリと詰め寄る。そして、追いついき、ひっくり返した。


ぬか喜び
でも、それで勝ったわけではない。まだ、ゴールに達していない。どちらが勝ったか、審判がジャッチするまでは決して気を抜いたり、喜んではいけない。それはぬか喜びだ。そしてミスを一つ。二つ。追いつかれる。最後の審判が宣言されるまで安心してはいけない。ジャッチがあってからこそ、勝てたことを確信できるのだ。
そして負けたら、泣いてはいけない。悔しさが涙で満足してしまうから。泣くより、振り返り、次に生かすのだ。





  • 道具室(アプリとか)

今日は、鞄に本が入っていない。


  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)



  • 視聴覚室
  • 調達室