不安なことを考えるのは朝が良い


いろいろ起こるよ
生きていれば、色々なコトが起こる。自分に起因するコトもあるし、家族かもしれないし、仕事に関することかもしれない。それは、自分が何かをしたからかもしれないし、何もしなかったからかもしれない。もしかしたら、自分ではない、誰か、たとえば家族かもしれないし、他人かもしれない。いずれにしても、ことの大小に係わらず毎日いろいろなコトが起こるものだ。

コトには優先順位がある
毎日様々なコトが起こるけれど、ただやっておけばよいコトもあるし、自分から行動して片付けなければならないコトもあるし、ハタマタ、誰かにやってもらわないと片付かないコトもある。期限があるものもあるし、のんびり構えていても良いものもある。日々起きるコトは、一人しかいない当事者の自分が、そのときにそのコトの重大さを何かしらのクライテリアに基づいて価値を判断し、処理するのだ。それは、暗黙に毎日自分に対して価値判断することで優先順位付けをして自分の行動を決めていることになる。

大事な情報の把握
暗黙に自分の価値判断に基づいて優先順位を付けるにしても、むやみやたらに、無防備に、ノーアイデアで判断することはよくない。それが他愛のないコトであればもし望まない結果になっても笑って済ますことができるが、それが健康やお金に係ることならそう笑ってはいられない。
人は自然と自分の価値判断をする中で、そのコトが発現した場合の自分に対するインパクトを計り、そのままにして受け入れられるか、何か行動に移して発言した場合のエクスボージャを受けれるか若しくは回避することを選択している。その価値判断をするときの手持ちのカードは、そのコトを突き付けられたときに持っている情報という名の手札であって、限られたカードをどうこうすることなく判断していることが多い。改めて認識すると、コトの判断は限られた情報の中で、自分の価値判断の基準に基づいて判断していることになる。

情報の較差の問題
世の中一人では生きていけないから、仕事を分業している。自分の専門以外は、他人の専門である。商取引に係ることであれば専門家に情報に関して優位性があり、とても歯は立たない。せめて、同業の知り合いにアドバイスを求めるか、インターネットで共有される様々なデータの中から信憑性の判断を含めて理論武装するしかないのである。まだ、情報が多少でも得られれば情報の較差の埋め合わせをできなくはないが、人生で初めて経験するような稀なケースのコトであればそれは途方に暮れるしかない。売り手市場で且つ世間的にも忌み嫌うようなコトでは特にその傾向が強い。このような状況の場合は、性善説より性悪説に立ち、情報を持っている側からいかに情報を引き出すかが優位性を少しだけ変える行動となる。
専門家を味方につけない限り、とても、情報の較差を埋め合わせることは難しい、とても厄介な問題なのである。

夜は不安にしかしない
夜眠るなら、良い夢を見るように楽しいコトを思い出してでも寝るようにした方が良い。寝酒は、翌朝に響き、朝一番頭が回転する時間をなくしてしまう。寝る前には喧嘩をせず、あぁ今日もそれなりだった、と思い決まった時間に寝るのが良い。夜にコトを考えるならどうでもよいことだけにすることだ。エクスボージャが大きいコトは、夜考えてはいけない。それも寝る前に考えることは止めておくことだ。なぜなら、そのようなコトを考えるには情報の較差があって自分ではどうにもならないコトばかりで、手足を縛られた状態でしか考えられないからだ。このような状態でどうして自分が納得できる結論を導くことができるだろうか。このような状態では、不安が増すばかりなのである。もし、何等か考え、導くことができたとしても、情報をさらに手に入れようとしたり、誰かに聞くことはその時間帯の特性から行動に移しにくい。夜は、その一日に起きたことすべてが頭に入っているから、考えも纏めにくい。一日の体験で振れた感情も心の芯には残っているものだ。頭が、持っている情報や知識からクリアな状態で整理したり、ToDoを決めたり、実際に行動に結び付けることができない。
だから、朝に不安なことを解決するためにそれこそ、行動した方が良いのだ。

もう一つ
あと、もう一つ。あなたのそばに価値観を共有できる人が居るなら、聴いてもらうこと。あなた自身に何が起きていて、どのような行動をしようとしているかを。聞いてもらうだけで、不安は単なる課題にクラスチェンジする。課題ならこなせばよいのだ。より冷静に判断できるだろう。
ただし、その話せる相手が感情的になりやすいなら、止めておいた方が良い。そっちの解決の方に体力を奪われ、本来解決しないといけない方に集中できなくなってしまうから。それは本末転倒である。

道は開ける 新装版

道は開ける 新装版


  • 道具室(アプリとか)

なんとなく、時間を持て余したので最後の品質管理の手法を斜め読み。区間推定、規準型抜取検査、工程能力当たりが使えそうだし、ソフトウェアに品質管理で知っておかなければならそうだ。たとえば、区間推定は、指標値の範囲の考え方で。

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)


ほんと、1-2週間、新しい本で読みたいと思う本に出会わなかったが、これは続き物なので読む。登場人物と名前を忘れていたので思い出すのに四苦八苦。ちょっと独特な読みなんだよな。

  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)
  • 視聴覚室
  • 調達室