いいね!が良いのはワケがある


“いいね!”ボタン
ついつい押してしまう“いいね!”ボタン。サイトに“いいね!”ボタンがないと「あれ、ないや」と思ってしまうまでに定着している。ついこの間までは、インターネット上でそのようなサービスはなかったので、最近できたものだ。そんな“いいね!”ボタン、何で流行っているのだろうか。


思いやりカード
“いいね!”と同じように、子供が通う小学校では、“思いやりカード”という名前のカードを使って、
「誰それ君がなにソレをしたのでうれしかった、ありがとう」
「○○さんのどれソレがああだったので助けてもらってうれしかった、ありがとう」
というような感謝を具体的に伝えるカードを受け渡ししている。子供の時代は、テストで100点を取れば先生や親に褒められたり、友達から「すごい」と言われたり、どのような形にしても褒められる環境が出来ている。


褒められれば素直に嬉しい
人は褒められれば少なからず嬉しいもので、心も行動も軽くなる。一つのことがすべて大事に受け取ってしまう子供なら尚更、褒められればうれしいし、貶されたり叱られたりすれば悲しいものだ。嬉しくなることを具体的に形として受け取ることができと、“形”として受け取ったとき、実感を伴って経験することが出来るため、その嬉しさは人一倍に違いない。この“思いやり”カードは、クラスの友達に渡せば、受け取った友達もあげようと暗黙のうちにインセンティブが働くから、普段目立たないクラスの友達ともコミュニケーションが働く。そのコミュニケーションの濃淡は少なからず存在するが、広く“思いやり”カードが行き渡ることで、ちょっとした嬉しさを共有できる仕組みになっている。


で、大人は?
ないですね、広く“思いやり”を伝えられる仕組みが。大学などを卒業して社会に出た途端、だれも褒めてくれない。共感を示すのはいても同じ嗜好のクラスタだけだ。


そこに、“いいね!”ボタン
それも、気軽に少ないアクションで気持ちを“いいね!”の形で伝えられる。それがサービス化されて目の前にあったら、あとは小学校のクラスの中の“思いやり”カードと同じ仕組みになっていく。“いいね!”を受け取れば、インセンティブが働く。次はワタシが何か気に入ったことや共感したことがあれば躊躇することなく“いいね!”ボタンを押そうと。“いいね!”ボタンを押すことで大人がこれまであまりしてこなかったちょっとした気持ちを伝えられるようになったのではないか。大人の気持ちを変えられる“いいね!”は、まだまだ子供の世界にあるような気がする。








  • 道具室(アプリとか)

なんとなく、時間を持て余したので最後の品質管理の手法を斜め読み。区間推定、規準型抜取検査、工程能力当たりが使えそうだし、ソフトウェアに品質管理で知っておかなければならそうだ。たとえば、区間推定は、指標値の範囲の考え方で。

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)


ほんと、1-2週間、新しい本で読みたいと思う本に出会わなかったが、これは続き物なので読む。登場人物と名前を忘れていたので思い出すのに四苦八苦。ちょっと独特な読みなんだよな。

  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)
  • 視聴覚室
  • 調達室